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講演者インタビュー

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“アジアに最も近いグローバル人材育成拠点「オーストラリア」

オーストラリア大使館 マーケティング事務所 商務官(教育担当)

市川 智子氏

世界140カ国から移民を受け入れている他民族・多文化国家の英語圏オーストラリアでは、多くのアジア人材が学んでいます。質の高い高等教育やレベルの高い語学学校の多さ等、グローバル人材育成の研修地として最適です。本講演では、研修を行っている企業事例や要望の高い社会人のインターンシッププログラム等オーストラリアの教育環境の魅力を幅広くお伝えします。


「グローバル人材育成」の拠点としてのオーストラリアの魅力を、実感してほしい

―― 今回の講演のポイントについて、お聞かせください。

市川:企業のグローバル人材育成の研修先として、まず皆さんがイメージされるのは、アメリカかイギリスでしょう。しかし、日本の企業がアジアでのビジネスを活発化させる中、「アジアに最も近い英語圏」は、実はオーストラリアなのです。グローバル人材育成の研修先としてのオーストラリアの魅力を、今回の講演を通して実感していただければと思っています。

オーストラリア人の4人に1人は外国生まれで、大学のキャンパスでは5人に1人が留学生。英語学校では、平均して25ヵ国以上から集まった研修生が学んでいます。その大半がアジア出身者であり、まさに一つの国でさまざまなアジア人材と交流できます。

アジアの人々と効果的にコミュニケーションを取り、協働できることが、これからの日本のグローバル人材には求められています。独特のなまりのアジア英語を聞き取り、彼らの文化を理解した上で、自分の意見や主張を理解してもらうには、彼らと共に学び、生活することが最も効果的です。今回の講演では、事例紹介を通じて、特にニーズの高い英語研修から、現地の企業でのインターンシップまで、具体的な研修の実施例もご紹介いたします。

―― 貴社の強みや特徴について、お聞かせください。

市川:オーストラリア大使館マーケティング事務所は、オーストラリア連邦政府の機関としてオーストラリアからの輸出促進、投資誘致、教育交流などの業務を行っています。昨今高まっているグローバル人材育成のニーズに応えるため、5年前からオーストラリアでの企業研修を組み立てるお手伝いを積極的に行っています。

今回は、実際にオーストラリアに社員を研修に派遣している日本企業の事例をもとに、「なぜオーストラリアなのか」という点から、オーストラリアでの研修の利点について検証します。また、講演の後半では、オーストラリアのビザおよびインターンシップの専門家でいらっしゃる、AOM Visa Consultingの足利弥生さんにもお話いただきます。

―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。

市川:社員の英語力や異文化理解力を、海外研修を通じて鍛えることに興味のある企業の皆さんが、本講演をきっかけにして、知られざるグローバル人材育成先としてのオーストラリアの魅力を実感して頂ければ幸いです。皆さんのご参加をお待ちしております。

講演者プロフィール
オーストラリア大使館
マーケティング事務所
商務官(教育担当)
市川 智子氏(いちかわ・ともこ)
クイーンズランド工科大学ビジネス学部大学院修了。民間の教育関連企業を経て、2004年より、オーストラリア大使館にて、オーストラリアと日本間の大学間提携や企業研修の立ち上げのサポートに携わる。

本カンファレンスに関するお問合せ
  • 日本の人事部「HRカンファレンス」事務局
  • 〒107-0062 東京都港区南青山2-2-3 ヒューリック青山外苑東通ビル6階
  • E-mail:hrc@jinjibu.jp