――　今回の講演のポイントについて、お聞かせください。

岩﨑：今日の企業成長は、イノベーションなくして語れません。そのイノベーションを支えるのは、「人財」以外になく、人財の活用の巧拙が企業の盛衰に影響します。活用の上手な企業では、活力にあふれ創造的で自律的な職場風土が醸成され、さまざまな市場創造の動きが起こり、実績に繋がっています。

反面、活用のうまくない企業では、メンタルヘルスの問題があふれかえり、活力は停滞し、葛藤にさいなまれる職場風土となり、問題対処に追われる状態になっています。今回の講演では、イノベーションを支える人財育成とその活用方法について、情報を提供いたします。

その柱は、 (1)パーソナリティモデルと人財分析から見える効果性の高い人財育成アプローチ、(2)ビジネスクリエーター人財の養成(市場創造/事業創造型の人財)、(3)次世代リーダーの育成(次期経営幹部候補の養成)の3点です。

グローバルな事業展開にならざるを得ない日本企業において、グローバル人財の養成は急務です。しかし、なかなか効果を上げていない企業も多く見受けられます。語学教育や異文化交流への取り組みからスタートするというアプローチがとられがちですが、人財分析から得られた知見を活用することにより、人財の気質や性質、思考・行動特性（コンピテンシー）からグローバル人財を把握し、育成・活用するというアプローチが、効果性を高めていることが確認されてきました。

――　貴社の強みや特徴について、お聞かせください。

岩﨑：人財分析から組織の生産性を高める施策を案出し、その展開を着実に組織に導入して、定着化を図ることに長けています。どういう人が生産性を高めるのか、そのような人をどのように育成するのか、現場でどのようにOJTしてもらうのか、などについて効果的に支援しています。

また、マネジメントに対する知見が豊富で、問題解決の促進を多角的に支援し、人財の効果的な活用を促します。グローバルに対応する人事制度やタレントマネジメントのナレッジの充実を図っており、日本企業の人財活用やヒューマンセントリックな組織体制の変革を支援します。また、創造的な組織風土の醸成を意図した取組にも力を入れていて、新しい製品・サービスやコスト改善などにも取り組んでいます。これらは、現場力の再活性化にほかならず、経営と現場を繋ぐ事が弊社の使命と考えています。

――　講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。

岩﨑：今回は特別に、ご参加いただいた皆さまは、弊社診断プログラムの一部を無料で受診することができるようにいたしました。講演終了時にお配りするアンケート用紙の「無料診断」という項目に、ぜひチェックをお入れください。それでお手続きは完了です。その後、改めて担当窓口からご案内させていただきます。

皆さまのご参加を、お待ちしております。