講演者インタビュー
今日から始める、24年度新入社員のオンボーディング
~データから紐解く成功のための3つのポイント~
株式会社NEWONE シニアHRパートナー・マネジャー
阿部 真弥氏
新人育成は「配属されるまで」ではなく、「配属後に上手くチームに馴染むまで」がゴールだと考えます。新入社員が入社して間もないこの時期だからこそ、自社の新人育成が順調に進んでいるのかを確認する必要があります。本講演では、今後の新人育成のさらなる成功に向けて、最新のサーベイデータをもとにした24年度新人オンボーディングの実情とともに、今からできる育成アプローチについてお伝えします。
―― 今回の貴社講演はどのような課題をお持ちの方向けの内容でしょうか?
人材流動化が進む昨今において、あるデータによると「入社した初月(4月)に転職サービスに登録した23年度の新入社員の数は10年前と比較して約30倍になった」と言われています。
このように就社意識が低下し、"片足を上げた状態で入社する世代"をはじめとする若手の傾向変化を背景として、組織と人の関係性が注目され、改めて「エンゲージメント」が注目されています。
・時代に合わせた研修設計をすべきなのはわかるが、イマドキ世代の傾向と適切なアプローチがわからない
・就社意識が低い若手世代に対して、定着率の向上を図っていきたいがどのように変化を求めればいいのかわからない
・どうしても毎年のルーティンになり、やりっぱなしになってしまう
本講演ではそんなお悩みをお持ちの人事・若手育成の担当者様に向けて、具体的に今年から始められる解決策のヒントを紹介します。新入社員育成におけるエンゲージメント向上の必要性に触れつつ、企業様の具体的な取り組み事例をご紹介しながら、解決の糸口を発見してもらえたらと思っています。
―― 今回の講演の聞きどころ・注目すべきポイントをお聞かせください。
本講演では24年度の新入社員が入社して1ヶ月と間もない時期だからこそ、見えてきた、具体的な傾向や育成のポイントを具体的にご紹介します。
弊社で新人育成を支援した150社を超える企業様の傾向分析から見えてきた、「これからの新入社員育成のあるべき姿」について、最新のサーベイデータをもとに説明します。
―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。
株式会社NEWONEは、「個人と組織の関係性が変わる」ことに着目し、その状況下で一人ひとりが働きがいを持って、パフォーマンス高く働くことを支援することを目的に「エンゲージメント向上」をテーマに2017年9月から始動しております。
働く環境も働き手の価値観・傾向も激的に変化し続けている状況下において、「人材育成はこれまで通り」では上手くいくはずもありません。
まさにニューノーマルを作っていけるように、今の時代にあった育成ソリューションを紹介できればと思っております。
- 阿部 真弥氏(あべ しんや)
- 株式会社NEWONE シニアHRパートナー・マネジャー
- 大学卒業後、NEWONEに創業メンバーとして参画。入社後、マーケティング部門で主に20代育成プログラムの開発責任者を担当。現在は、シニアHRパートナーとして新入社員育成から管理職育成まで幅広く、携わっており、新規開拓部門マネージャーや、研修ファシリテーターとしても活躍している。
「日本の人事部」「HRカンファレンス」「HRアワード」は、すべて株式会社HRビジョンの登録商標です。
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