講演者インタビュー
結局、人事として「健康経営」は何をすればいいのか~本質を見失わない3つのポイント~
株式会社マイナビ ウエルネス推進事業本部 ソリューション部 課長
八木 自子氏
健康経営は優良法人認定からも年々右肩上がりに増え全国的な広がりを見せています。一方で、施策が先行し、取組みやその効果の実感を全社的に理解・浸透することが難しい結果、人事だけのテーマになりがちです。本講演では、本質を見失わない3つのポイントや結局自社は何をどのように優先度を定めて着手するべきか、ウェルビーイング経営や人的資本経営の違いなど、パネルディスカッションを軸に皆様の疑問・質問にお答えします。
―― 今回の貴社講演はどのような課題をお持ちの方向けの内容でしょうか?
健康経営について「担当者だけで頑張っている」状況でお悩みの方や、「健康経営優良法人」認定取得において「目標が目的に」なっている企業の担当者の皆さまにおすすめです。
健康経営の理解・浸透・推進を進めていく中で、私たちがお話を聞くお客様の多くは、施策そのものが先行してしまっているため、健康経営の取り組みやその効果の実感を全社的な視点で理解することが難しくなっています。その結果、健康経営の取り組みが、経営層や人事または担当者だけのテーマになりがちで、悩んでいる方が少なくありません。
以下のようなお悩みに思い当たる方は、ぜひ視聴してもらえますと幸いです。
・健康経営の概念を難しく解釈しすぎてしまい、具体的な打ち手の検討が進まない
・優良法人認定のための要件を基準に考えすぎてしまい、担当者が施策疲れを感じている
・健康経営のゴールが見えづらくなってしまっている(見失ってしまっている)
―― 今回の講演の聞きどころ・注目すべきポイントをお聞かせください。
健康経営の導入を計画している、または既に取り組んでいる企業様のお話をうかがう中で、当たり前すぎて見落としていたことが実は「健康経営」に通じていたというケースも多くありました。
そこで、今回の講演では「担当者だけが頑張るもの」ではなく、経営者が迷いなく健康経営を選択し、担当者が自信をもって施策推進ができるきっかけとなるような、「健康経営」そのものの敷居を下げた内容でお届けします。
さらに、みなさまからよくいただく「人的資本経営との違いは」「従業員をどう巻き込んだらよいのか」などといった質問をリアルタイムで受け付け、可能な限りその場で回答する双方向型講演を目指します。
健康経営の生みの親の平野氏と、ブライト500白書を手がける熊倉氏、そして従業員の働きがいやキャリアの視点で私が、みなさまの疑問・質問に回答します。事前質問も、お気軽にお寄せください。
―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。
健康経営の考え方は日々進化しておりますが、【人を大事にする】という根底の概念や健康経営の目的そのものは不変です。
単に認定項目を満たす施策や手段の投下ではなく、企業全体の従業員に対するメッセージとして、健康経営を改めて考えてみる良い機会にしてもらえますと幸いです。
- 八木 自子氏(やぎ よりこ)
- 株式会社マイナビ ウエルネス推進事業本部 ソリューション部 課長
- 広告代理店で中小企業を中心に企業の抱える課題解決策を提案、営業組織の責任者を経て、現職。健康経営を通じて企業が活性化し、そこで働く人が心身ともに健康な状態で活躍し、キャリア構築ができるお手伝いができればと思っています。
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