講演者インタビュー
ギャラップが教えるマネジャーへのヒント:部下が強みを活かして仕事にエンゲージできる職場を創る
Gallup Japan株式会社 ラーニング&ディベロプメントコンサルタント
上村 千尋氏
本講演では、「強み」の生みの親である弊社が、特にご自身の業務と部下の育成、組織開発といった課題を一手に抱えて毎日奮闘しているピープルマネジャーに焦点を当ててお話しをします。データ分析と科学に基づき「強み」とはなにか、なぜ「強み」が重要なのかを解説し、従業員が自分の強みを活かして仕事にエンゲージできる環境を創るためのアクションや対話について、掘り下げてまいります。
―― 今回の貴社講演はどのような課題をお持ちの方向けの内容でしょうか?
普段から組織の人財開発や、組織文化の改革に取り組み、従業員や管理職を対象として研修を企画設計・実行するも、成果が伴ってないと感じることはないでしょうか。人材開発のさまざまな支援や学びの実践フェーズ、実際の行動では、社員それぞれが生来持つ才能を活用すると大変効果的です。
その他にも、部下を持つピープルマネジャーで、チームの生産性や収益性を高め、離職率の低いエンゲージしたチーム作りに注力している当事者にも、ぜひ参加いただきたい講演です。
―― 今回の講演の聞きどころ・注目すべきポイントをお聞かせください。
ギャラップが数十年間毎年行っている世論調査データを見ると、世界の働く人々の職場に対する期待が変化していることがわかります。それは決して欧米のトレンド、つまり日本にとって「対岸の火事」ではありません。
日本においても、特に近年急速に変化する社会に適応すべく、多くの企業がリスキリングやマネジメント研修といった、新たな学びの提供や支援に力を入れています。そんな中で、社員一人ひとりの強みを理解し、設計された 研修へのニーズが増えています。
人事担当者の中には、強み=得意な「こと」、即ちコンピテンシーと捉えている方が多いと感じます。実際に得意な「こと」を見える化したHRテックツールやアセスメントも多くあり、活用されていると思いますが、当社が定義している「強み」は少し違います。
今回の講演では、特にご自身の業務と部下の育成、組織開発といった課題を一手に抱えて毎日奮闘しているピープルマネジャーに焦点を当ててお話しします。当社のデータ分析と科学に基づき、強みとはなにか、なぜ強みが重要なのかについて解説し、従業員の一人ひとりが自分の強みを活かして仕事に従事できる環境に欠かせないことはなにか、掘り下げていきます。
―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。
ギャラップは創業以来ずっと人の心を見つめ、世界の職場で起こっている喫緊の課題解決のための知見やソリューションを提供してきました。
今回の講演では、ギャラップデータや実際の活用事例を元に、強みベースの職場を構築する方法についてわかりやすくお話しします。本講演で紹介するノウハウなどを活用することで、同僚やチームとの日々の対話に変化が生まれ、パフォーマンス志向の結束が生まれます。日々従業員への支援に思いを馳せ、悩んでいる皆さまが、「まずは私たちの強みを活かす事から始めよう!」と前向きに思える講演にしたいと思います。
- 上村 千尋氏(かみむら ちひろ)
- Gallup Japan株式会社 ラーニング&ディベロプメントコンサルタント
- ギャラップ認定ストレングスコーチ養成コース および、企業向けのストレングスコースやエンゲージメントコースなど担当。ギャラップ認定ストレングスコーチ。前職では外資系企業人材開発部ラーニング&ディベロプメントマネージャーとして日本と海外で13年勤務。
「日本の人事部」「HRカンファレンス」「HRアワード」は、すべて株式会社HRビジョンの登録商標です。
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