講演者インタビュー
清水建設の人事登壇!
若手社員がグローバル人材としてキャリアを形成するためのポイントとは?
株式会社プロゴス アカウントセールス2部 チームリーダー
永田 侑氏
多くの企業において、成長戦略の一つとして海外市場での成長を掲げられ、国内市場だけでなく、海外でも活躍できる人材の育成が求められています。一方で、若手層のグローバル人材プールの拡大に苦戦を強いられている企業様も多いのではないでしょうか。本講演では、清水建設の人事担当者をお招きして5年目研修の実例をもとに、グローバル業務と自身のキャリアを接続した「自分ゴト化」を実現するためのプロセスをご紹介します。
―― 今回の貴社講演はどのような課題をお持ちの方向けの内容でしょうか?
多くの企業が成長戦略の一つとして海外市場での成長を掲げており、国内市場だけでなく、海外でも活躍できる人材の育成が求められています。
一方で、特に若手人材がイメージするキャリアの多くは、範囲が国内に限られているため、グローバル人材育成に向けて、下記のような課題を感じている方も多いのではないでしょうか。
・採用面接では「海外に行きたい!」と言っていたのに、入社後は海外での仕事に手を挙げない
・「英語が話せない私には関係ない」という声があ多く、英語力を上げて海外にチャレンジする、という空気を作れない
・海外での仕事の面白さや、チャレンジすることの素晴らしさをうまく伝えられず、「海外で働くイメージが持てないので、国内だけで仕事がしたい」という声が出てしまう
本講演は、若手にグローバルをキャリアの選択肢として認識してもらうことに課題を感じている経営者、人事担当者様に向けたものとなります。
―― 今回の講演の聞きどころ・注目すべきポイントをお聞かせください。
ひと昔前であれば、海外赴任は出世へのステップであり、海外赴任や海外での仕事を従業員が拒否することはなかったかもしれません。しかし、キャリア自律や働き方改革により、従業員の希望や家庭の状況なども踏まえた配置が当然となる中、グローバルを志向する人材をどうすれば増やせるのかという課題を、多くの企業が抱えています。
この課題をひもといていくと、下記のような原因にたどり着きます。
・企業が目指す方向と従業員一人ひろちのキャリアのひもづけが弱い
・若手人材にとって、「グローバルな環境で働く」ことのイメージの解像度が低い
・従業員が国内・国外という線引きをしており、キャリアの選択肢を狭めている
本講演では、清水建設株式会社人事部人財開発グループの齋藤様をお招きし、清水建設様における事例をお話しいただきます。清水建設様では、5年目研修という階層別研修で、必ずしも海外に行くことを想定していない方も含めて、グローバルキャリアをイメージする研修を実施されています。
この事例では、以下のような大きなチャレンジがありました。
(1)グローバルを目指したキャリアイメージを持つことの障害をどう取り除くのか?
(2)どのようにして、グローバル進出をすぐには考えていない従業員にも学びのある研修に仕立てるのか?
本講演では、これらのチャレンジにどう挑んだのかについて、齋藤様と一緒に掘り下げていきたいと思います。
―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。
私たちは、グローバルに成果を出せる人と組織を創出することをミッションとしています。今回は、「グローバルでの成長に向けた会社の戦略と個人のキャリアをひもづけるには?」「海外業務を全員が経験するわけでは無い中で、国内外を問わず広い視野でキャリアの選択肢を広げていくには?」というテーマを、実例と共に考えていきます。
本講演が、自社の未来を担う若手人材の育成に向き合う皆さまの一助となれば幸いです。
- 永田 侑氏(ながた ゆき)
- 株式会社プロゴス アカウントセールス2部 チームリーダー
- 新卒で金融業界でのリスクコンサルティング業務に従事した後、人材業界にて、600名以上のキャリア支援を経験。 その後、レアジョブグループに入社し、一貫して大企業のグローバル人材育成に携わる。 延べ150社以上のクライアントを支援し、新入社員研修から人材育成計画まで多岐にわたるアドバイザリー業務を経験。
「日本の人事部」「HRカンファレンス」「HRアワード」は、すべて株式会社HRビジョンの登録商標です。
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