講演者インタビュー
ハラスメント無自覚者のリスクをいかに検知し防止するか
360度評価の事例にみる無自覚者の変化プロセス
株式会社シーベース 代表取締役社長
深井 幹雄氏
ハラスメント問題は、問題の隠蔽や社員のメンタル不調、人材流出を招くリスクをはらんでおり、対策に取り組む企業が一層増えています。しかしながらハラスメント研修は行なっているものの十分に浸透しているとは言い難く、より効果的な取り組みを検討されているのが実情ではないでしょうか。本講演では、360度評価を用いた無自覚なハラスメントの早期発見や防止、気づきから行動変容へと繋げるためのポイントをお伝えいたします。
―― 今回の貴社講演はどのような課題をお持ちの方向けの内容でしょうか?
以下のような課題を抱えている方におすすめの講演です。
・組織の風土改革に臨みたいとお考えの方
・上司、部下間の関係改善についてお悩みをお持ちの方
・ハラスメント対策におけるデータ活用の取り組みを知りたい方
・ハラスメント防止に向けた取り組みは既に行っているが、より効果的な取り組みを検討されている方
―― 今回の講演の聞きどころ・注目すべきポイントをお聞かせください。
職場でのハラスメントは本人の無自覚のうちに起こりやすく、ハラスメント問題につながるリスクを早期に検知し、本人の啓蒙・改善にもつながる予防策をとることが大切です。本講演では、360度評価を用いて無自覚なハラスメントの早期発見や防止、気づきから行動変容へとつなげるためのポイントをお伝えいたします。
360度評価は人材育成をはじめ、組織のエンゲージメントの向上、ハラスメント防止など、多様な目的で注目を集めており、近年導入が進んでいます。
1,000社以上の企業に360度評価の導入を支援してきた中で蓄積してきた知見やデータをもとに、早期発見の一助となるハラスメントリスクを検知したコメントの文例やスコアのご紹介、行動変容へとつながる取り組みのポイント、ハラスメント問題の低減や離職率改善へつながった事例をご紹介いたします。
―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。
国内企業のハラスメント対策への意識は高まり続けており、お客さまからご相談いただく機会が増えています。中でも多いのが「従業員に対して、抑止力のある施策をいかに継続して実施するのか」というお悩みです。本講演でご紹介する施策がお悩み解決の一助となれば幸いです。皆さまのご参加を心よりお待ちしております。
- 深井 幹雄氏(ふかい よしお)
- 株式会社シーベース 代表取締役社長
- 1995年株式会社日本ブレーンセンター(現 エン・ジャパン)に新卒入社。執行役員として新卒サイト、派遣サイト、エージェントサイトの事業部長を経験。2017年シーベースの代表取締役に就任。事業再編をおこない、組織開発・人材開発を支援するHRクラウドサービス事業に集中。
「日本の人事部」「HRカンファレンス」「HRアワード」は、すべて株式会社HRビジョンの登録商標です。
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