講演者インタビュー
母集団形成期に威力を発揮する採用動画
BtoBなど学生への認知が低い企業がエントリー数を上げるには
株式会社ハレクラニ フィル チーフクリエイティブオフィサー
原 達朗氏
多くの若者は企業やブランドのビジョンに共感できるか否かによって購買するブランドを選んでいます。就職したいと思う企業も共感できるかどうかが当然重要です。企業の持つ強みや個性、大切にしたいと思っている理念、社会的な存在意義といった、その会社の「らしさ」を伝え、共感を獲得できるかどうか。採用こそ企業としてのブランディング目線が重要です。ブランドの「らしさ」を伝える動画について事例を交えてお話しします。
―― 今回の貴社講演はどのような課題をお持ちの方向けの内容でしょうか?
学生との接点を持ち自社に興味を持ってもらうため、動画コンテンツを活用する企業が年々増えています。一方で「動画を作ったものの効果があらわれない」「どのような動画を作っていいかわからない」と悩まれている方は多いのではないでしょうか。
働くことへの価値観が多様化している中、採用活動では、説明や説得ではなく「共感」が重要です。どのようにして学生の共感を獲得することができるのか、実例をご紹介しながらお話しします。
―― 今回の講演の聞きどころ・注目すべきポイントをお聞かせください。
本講演では、日立製作所(鉄道ビジネスユニット)、JFEエンジニアリングなどBtoB企業で導入している採用動画を実際にご覧いただき、学生の「共感」を獲得する重要なポイントをお伝えします。
―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。
企業ブランドの「らしさ」を嘘偽りなく伝えれば、採用のみならず入社後のギャップによる早期退職者の減少にもつながります。また、既存社員のモチベーション向上など会社全体にも効果がある、というお声をいただきます(「らしさ」を再定義することでインナーブランディングにもつながります)。
3分程度のショートフィルムがもたらす効果がどのぐらい大きいか、ご実感いただけるはずです。皆さまのご参加をお待ちしています。
- 原 達朗氏(はら たつろう)
- 株式会社ハレクラニ フィル チーフクリエイティブオフィサー
- クリエイティブディレクター。主な制作実績として、コーポレートブランドムービーではYKKAP、武田薬品工業、MAZDAなど。採用ブランドムービーでは日立製作所や鹿島建設、JFEエンジニアリング、みずほFGなどを手掛ける。2022年、宣伝会議主催「コーポレート ブランディング カンファレンス」に登壇。
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