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日本の人事部「HRカンファレンス2024-春-」 
				2024年5月15日(水)・16日(木)・17(金)・21(火)・22日(水)・23日(木)開催

[主催]日本の人事部「HRカンファレンス」運営委員会[後援]厚生労働省

講演者インタビュー

日本の人事部「HRカンファレンス2024-春-」トップ 講演者インタビュー 藤田 孝氏(株式会社キーエンス 元海外事業部長/インサイトアカデミー株式会社 非常勤執行取締役)インタビュー

何故キーエンスのグローバル人材育成は成功しているのか

藤田 孝氏 photo

株式会社キーエンス 元海外事業部長/インサイトアカデミー株式会社 非常勤執行取締役

藤田 孝氏

国内各社でグローバル事業戦略を強化している中、人材育成の必要性も年々高まっています。一方で、グローバルで活躍する人材の質や人数ともに向上が図れずにいる企業が多いのも実情です。本講演では、キーエンスの海外事業部長として海外事業をゼロから立ち上げ、海外売上1600億円・海外売上比率50%までを40年で実現させてきた講師が、「人事部の視点」で海外事業強化に欠かせないポイントを実例を交えながら解説します。

―― 今回の貴社講演はどのような課題をお持ちの方向けの内容でしょうか?

本講演は、グローバル人材育成、もしくは、グローバルビジネスに携わっている方向けの内容です。以下に、少しでも当てはまるものがある方はぜひご参加ください。

・現在、グローバル化への対応強化を人事として求められている方
・今後、戦略的に海外事業強化を推進する課題をお持ちの方
・グローバル人材をどのように確保・増員していくか、という課題をお持ちの方

―― 今回の講演の聞きどころ・注目すべきポイントをお聞かせください。

国内市場の縮小、海外各国市場の成長によってグローバルビジネス強化・グローバル人材育成の重要性がますます高まっている中、国内各社は海外事業の成長に向けて大きな目標を掲げています。

一方で、グローバル人材育成に向けた社内の人的リソース確保や育成の仕組みはまだまだ追いついていません。いわゆる「当たって砕けろ」といった方針による「生身の状態」での海外への人材派遣、グローバルプロジェクトへのアサインを続けており、グローバル人材の固定化や早期帰任、ローパフォームなどの各種課題から脱却できずにいます。

本講演では、キーエンスの海外事業部長として海外事業をゼロから立ち上げた 私自身の経験を基に、海外売上1600億円・海外売上比率50%まで拡大させるまでの過程の中で、どのように人事部(HR部門)と関わり・連携し海外事業強化に貢献してきたかについて、実例を交えて解説します。

グローバル人材育成・海外事業展開のための「生きた情報」として、参考にしてもらえますと幸いです。

―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。

人材育成は、中長期的施策として会社の成長を支える重要な機能ですが、短期的な事業成果を求める経営課題とのギャップが生じやすい分野でもあります。

その中で、グローバル人材育成へのリソース・ノウハウ不足も相まって、グローバル人材育成の情報収集・方針検討・体制構築・育成実行などに日々悩まされている方も多いのではないかと思います。

本講演では、現在のキーエンスの海外事業の基礎を築き上げた経験と多くの海外事業部を支援してきた経験から「HRの視点」で海外事業強化に欠かせないポイントを中心にお話ししますので、グローバル人材育成、グローバルビジネス展開を進める際に参考にしてもらえたらと思います。

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講演者プロフィール
藤田 孝氏(ふじた たかし)
株式会社キーエンス 元海外事業部長/インサイトアカデミー株式会社 非常勤執行取締役
キーエンス海外事業部長として海外事業を推進し、世界18か国に現地法人・160を超える海外拠点の展開を指揮。売上規模を1600億円まで拡大するなど海外事業展開の基盤構築を推進し、現在のキーエンス海外売上比率50%の礎を築く。日本人駐在員などを100名以上選抜・育成した実績から、現在も多数の企業を支援。

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