講演者インタビュー
ロームと学ぶ経営戦略と人事戦略の連動
ローム株式会社 管理本部 コーポレート企画室 室長
木村 誉勧氏
ビジネス環境が激しく変化する中、企業の競争力を高めるには経営と人がより密に融合することが必要です。そのためには、人事において、女性管理職比率などの非財務の観点だけでなく、売上などの財務の視点まで意識した施策が求められます。今回は、世界をリードする商品づくりを目指すローム株式会社をお招きし、グローバルで実施する人事をいかに財務と非財務双方の視点で経営に踏み込んで実践するのかについて紹介いただきます。(協賛/イー・エフ・コーポレート・エデュケーション株式会社 (Hult EF Corporate Education))
―― 今回の貴社講演はどのような課題をお持ちの方向けの内容でしょうか?
従来よりも桁違いに動くスピードが変化した現代のビジネスにおいて、柔軟性とスピードを重視した組織創りは今まで以上に難しい課題となっています。それらを実現するためには、経営と人事がより一層の連携し、「経営戦略と人事戦略を紐づけた組織創りの実現」や「攻めの人事」を実現することが重要です。
柔軟性とスピードを重視した組織創りを実現したいと思っている方にぜひおすすめしたい講演です。
―― 今回の講演の聞きどころ・注目すべきポイントをお聞かせください。
先行き不透明の今だからこそ、人事が経営計画に基づきどのように人事戦略に落とし込むのかが重要なポイントとなっています。
今回は、ローム株式会社が中期経営計画にて宣言した、2030年のロームのあるべき姿としての「グローバルメジャー」を元に講演。経営(財務)と人事(非財務)の融合の理念や、それぞれの働きかけから、「どのようにグローバルメジャーを実現し、組織全体でのChange makersを創出しようとしているか」を紹介します。
―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。
今回は「人事部内」だけではなく、「人事と経営」がいかに連携し、目指すべき企業目標を達成するのかを、皆さまと一緒に考えたいと思っています。
今・これからの人財開発・育成によるchange makerの創出は、人事・人財育成の皆さまなしではできません。わたすたちは、育成の機会を提供するだけでなく、最大限の支援を通じて人事の皆さんに伴走する存在になれると信じています。
- 木村 誉勧氏(きむら たかゆき)
- ローム株式会社 管理本部 コーポレート企画室 室長
- 大学卒業後、大手ゼネコンを経て、1999年にロームに中途入社。入社後は、人事部門において、人事制度企画やグローバル人事等の業務に従事2007年から2011年には中国の製造子会社にて管理部門の責任者を務める。帰任後、人事部門の責任者、社長室、経営戦略本部を経て、2023年4月より現職。
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