講演者インタビュー
「仕事の流れの中で学ぶ」 新しい学習体験
社内ですぐに実践できる従業員の学習環境の作り方
株式会社ネットラーニング 代表取締役社長
岸田 努氏
多忙な従業員の学習時間は週に24分しか取れないという統計データが海外で発表されております。生産性を向上させるためには従業員の学習時間を増加させ、スキルを向上させることが必要です。本講演では、HRテクノロジー第一人者のジョシュ・バーシン氏が提唱する新しい学習スタイル、「仕事の流れの中で学ぶ」についてマイクロソフト社のTeamsを使い、社内ですぐに実践できる学習方法をお伝えします。
―― 今回の貴社講演はどのような課題をお持ちの方向けの内容でしょうか?
人材の流動化が加速し、ジョブ型雇用が増加しています。人材育成はそうした環境の変化に合わせて登場してくる新しい学習スタイルを取り入れていく必要があります。現在、多忙な従業員の学習時間は週に24分しか取れないという統計データが海外で発表されており、日本においては残念ながらそれ以下であるのが現状です。そうした中で、「仕事の流れの中で学習する」というジョシュ・バーシン氏が提唱する新しい学習メソッドは、従業員の学習時間を増加させ、生産性をあげ、従業員のエンゲージメントを高めること実現することが可能であり、企業が推進するさまざまな研修を強力にサポートします。
本講演では、「仕事の流れの中で学習する」という新しい学習メソッドについて解説し、具体的な実施方法についてデモを交えてご紹介します。デモでは多くの方が利用されているマイクロソフト社のTeamsを使います。
―― 今回の講演の聞きどころ・注目すべきポイントをお聞かせください。
身近にある業務プラットフォームに学習がどのように組み込まれていくのか、またそれによってどのような効果が期待できるのかをポイントを整理してお伝えします。また社内でもすぐに実践できるように具体的なデモをお見せします。
―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。
雇用形態の変化、加速する人材の流動化、そしてDXへ向けのデジタル人材育成、リスキリングなど急速な市場と環境の変化に対応した人材育成を行うためには、従来の学習スタイルを変化させていかなければなりません。そうした中で登場した新しい学習スタイルが欧米では大きく注目されており、Teamsなどのプラットフォームに実装が進んでいます。
この新しい学習スタイルの「仕事の流れの中で学習する」についてポイントを整理してみなさまにお伝えし、従業員の学びの環境をアップデートできればと考えています。みなさまのご参加をお待ちしております。
- 岸田 努氏(きしだ つとむ)
- 株式会社ネットラーニング 代表取締役社長
- 外資系ITサービスで大手企業中心に情報システムを導入。2003年ネットラーニング入社。eラーニング市場作りと開拓を行い大手企業中心にコンサルティングに携わり数々の研修を成功に導いた。2021年代表取締役社長に就任。JMOOC、デジタルラーニング・コンソーシアムの理事を務めHRテクノロジーの普及を推進。
「日本の人事部」「HRカンファレンス」「HRアワード」は、すべて株式会社HRビジョンの登録商標です。
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