講演者インタビュー
法定雇用率引き上げで繰り返されている問題とは
失敗事例から学ぶ、ミスが起こりやすい5つのポイントと対策
株式会社スタートライン マーケティングユニット マネージャー
吉田 瑛史氏
障害者雇用の法定雇用率が2024年4月に2.5%、2026年7月に2.7%と段階的に引き上げられます。対策を進めていく必要がある一方で、引き上げのタイミングこそ起こりやすいミスがあります。本講演では、そのミスポイントを事例をもとに5つ紹介し、どのようにそれらに対応すべきかの施策をお伝えします。様々な企業が経験してきた失敗を自社で繰り返さず、採用から定着までスムーズに進めるために是非ご参加ください。
―― 今回の貴社講演はどのような課題をお持ちの方向けの内容でしょうか?
障害者雇用において、例えば、こんな失敗や課題はありませんか?
①社内…障害者雇用に理解を示さない、やらされ感が強い
②採用…属人的な判断や要件定義が曖昧で見極めが難しい
③業務…場当たり的に業務を切り出している
④定着…マネジメント属人化の発生により、工数や精神的負担が大きくなってしまう
⑤キャリア…制度未整備により、将来のキャリア形成が見えづらい
法定雇用率引き上げにより、これらの課題がより一層顕在化し、失敗を生んでしまう可能性が高まります。
そこで、過去幾度となく繰り返されてきた障害者雇用の躓きポイントを紹介し、同じ失敗を繰り返さないための対応策をお伝えします。
経営層から担当者まで、障害者雇用に携わる方皆様に、是非聞いてもらいたいと思います。
―― 今回の講演の聞きどころ・注目すべきポイントをお聞かせください。
講師である吉田は、企業の雇用支援、障害者の就職・転職支援、特例子会社人事、業務構築、マネジメント、就労移行支援事業など、300社3,000名以上の障害者雇用の「現場」に携わってきました。
その経験の中で、多くの「失敗例」を見てきました。机上の空論ではなく「現場目線」で「障害者雇用の最新情報」と「失敗例」と「対応策」をお伝えします。
―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。
障害者雇用の失敗は、関わるすべての人の人生や価値観に多大な影響を及ぼします。
「障害者雇用って難しいよね。」
たった一つの失敗例が「障害者雇用」や「多様な人材」に対する価値観を、ネガティブなものに変えてしまいます。
「障害者雇用って価値あるよね!」
たとえうまくいかない場面があったとしても、正しく誠実に向き合えば、きっとそんな価値観が生まれると信じています。そんな現場を多く見てきました。皆さまの「障害者雇用」や「多様な人材」に対する価値観が、ネガティブなものではなく、「より豊かな人生になるもの」となるように、熱く、楽しく、お話しします。
是非ご参加ください。
- 吉田 瑛史氏(よしだ えいじ)
- 株式会社スタートライン マーケティングユニット マネージャー
- 企業の障害者雇用支援(300社以上)障害者の就職支援(1,000名以上)人事採用(障害者採用300名以上)障害者雇用の業務開発/マネジメント/農福連携など、多岐にわたる役割で、これまで300社、3000名以上の障害者雇用に携わる。
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