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日本の人事部「HRカンファレンス2024-春-」 
				2024年5月15日(水)・16日(木)・17(金)・21(火)・22日(水)・23日(木)開催

[主催]日本の人事部「HRカンファレンス」運営委員会[後援]厚生労働省

講演者インタビュー

日本の人事部「HRカンファレンス2024-春-」トップ 講演者インタビュー 小髙峯 康行氏(株式会社ビジネス代謝ラボ 代表取締役)インタビュー

「ミドルシニアのキャリア自律」の調査実験報告
~72社約2500名から見えたこと~

小髙峯 康行氏 photo

株式会社ビジネス代謝ラボ 代表取締役

小髙峯 康行氏

昨今、定年延長・再雇用だけでなく、ネクストキャリア支援に取り組む企業が増えています。その中で、ミドルシニアのキャリア自律課題を解決するべく昨年、意識醸成を支援する情報サイト「40代50代のキャリアチャンネル」を立ち上げ、72社約2500名を対象に1年間、調査実験を行なってきました。本講演では、その結果から見えてきたミドルシニアのキャリア自律を促進するための独自の体系、施策のヒントをお話しします。

―― 今回の貴社講演はどのような課題をお持ちの方向けの内容でしょうか?

これから「ミドルシニアのキャリア自律施策を企画検討する方」向けの講演です。例えば、「「50代のミドルシニア社員がボリュームゾーンとなり、将来を見据えて活性化したい」「恒常制度は持っているが、使われていない(活性化させたい)」「ミドルシニア向けのキャリア研修を実施しており、受講満足度は高いが、意識変革/行動変革にはつながっていない」「今後、雇用調整/希望退職は何とか避けたい」「「主体的な社外への転身をもっと増やしたい」「「働き続けるミドルシニアが、主体的に学び直しを行い、活躍してほしい」
といった課題を抱えている方に聞いていただきたいです。
多くの日本企業が、こうしたミドルシニアに関する課題を抱えています。これらを解決することをミッションとする人事、経営企画の皆さまを対象とした講演です。

―― 今回の講演の聞きどころ・注目すべきポイントをお聞かせください。

注目いただきたいポイントは、大きく2つです。
①ミドルシニアのキャリア自律を促進する「これまでにない 切り口の体系」の紹介
② ミドルシニア向け意識醸成支援サイト「40代50代のキャリアチャンネル」を活用した調査実験結果の報告

当社は、「ミドルシニアに多彩なキャリアを。企業に前向きな代謝を。」というビジョンを掲げ、2020年1月に設立し、ミドルシニアのキャリア自律に関する課題を総合的に解決することを目指しています。これまで、課題感を持つ企業の皆様の話を聞き、キャリア自律課題を解決するために何が必要かを一緒に考え、活動してきました。

多くの企業が、キャリア研修、キャリア面談、ネクストキャリア制度、キャリア月間、副業支援など、実にさまざまな取組をしています。企業によって、「活性化させたい」「健全で自律的な社外転身を促進したい」など、解決の方向性は大きく異なります。また、2021年4月施行された「70歳までの就業機会確保努力義務」の法改正もあり、ますます雇用の長期化が求められるようになっています。

このような環境の中で、成果を出すために必要なもの、さらに強化すべきことを、調査実験の結果を踏まえお伝えしたいと思います。

―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。

2020年の会社設立から「ミドルシニアのキャリア自律」について、多くの企業の皆様とお話ししながら、課題解決できるソリューション開発に取り組んできました。
その中で、昨年「40代50代のキャリアチャンネル」という情報支援サイトをリリースし、1年間調査実験を行ってきました。
「ミドルシニアのキャリア自律」は、これから本格的な課題となるテーマです。課題解決をしたいとお考えの企業の皆様と一緒に、さまざまな取り組みを行い、日本のミドルシニアのキャリア自律を少しでも促進できるように取り組んでいきたいと考えています。ぜひ講演にて、皆さまのご意見をお聞かせください。

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講演者プロフィール
小髙峯 康行氏(こだかみね やすゆき)
株式会社ビジネス代謝ラボ 代表取締役
1991年(株)リクルート入社 2002年(株)ファインド・シー設立 代表取締役就任 2020年(株)ビジネス代謝ラボ設立 代表取締役就任 大手企業を中心に、採用・教育・人事制度など数々のコンサルティングを経て、現在に至る。

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