講演者インタビュー
仕事の誇りを醸成し、自律的なチャレンジを支援する!
職場内対話の基本と1on1の新常識
アンドア株式会社 代表取締役
堀井 悠氏
働き方が多様化する中で、「優秀層から離職してしまう」「チームが個人商店化している」という悩みが増えています。マネジャーもやるべきことは尽くしているはずなのに、まだ「支援が足りない」と言われ焦燥感が蔓延しています。そんなチームの課題は「やったフリ1on1」です。マネジャー・リーダーとの1on1で、個々人が仕事の誇りを醸成することで、目標達成に向けた一体感ある組織を作るポイントを解説いたします。
―― 今回の貴社講演はどのような課題をお持ちの方向けの内容でしょうか?
アンドアは、組織内の対話を軸に、仕事の誇りを醸成することで、事業成長につながる1on1や会議の改善を行っています。1on1を実施したが成果が見られない人や、1on1を通じた会社の理念浸透、チームの一枚岩感醸成を目指したいに向けて、独自のメソッドで支援しています。
本講演は、例えば、「1on1を導入しているが、形骸化してしまいメンバーのエンゲージメントをさらに下げてしまっている」「1on1をやっても成長につながらず、管理職がほとんど実施しなくなってしまった」「管理職・メンバーからも「時間の無駄」だと言われてしまう」などと悩んでいる方向けの内容です。
1on1のテクニックではなく、根本である考え方や姿勢を学び直すことで、エンゲージメントスコアが変わった事例をお伝えします。
―― 今回の講演の聞きどころ・注目すべきポイントをお聞かせください。
マネジャーへ1on1の課題を聞くと、「時間がなく実施できない」という回答が少なくありません。本講演では、このチームなら成長できると思わせる組織内対話の実践をお伝えいたします。具体的には、15分の短時間や、立ち話の場面でも、メンバーが納得感を得て自ら目標設定を行い、自主的に上司へ相談・サポートを求めるようになる1on1のモデルを紹介します。
また、1on1をより良くしていくためには、マネジャー・リーダー自らが持論を積み重ね目標に向かって進む「道中」であるという姿勢を見せることが重要です。1on1を行うマネジャー・リーダーがメンバーとの1on1をよりよくするために、自らチャレンジをし続けていく姿勢を養うにはどうすれば良いか、お話します。
1on1への向き合い方を見直すことによって、メンバーとマネジャー双方の自己効力感を高めることができ、チーム全体のエンゲージメントの向上へとつながっていきます。1on1の見直しから組織内の対話文化を作り、目標達成と成長実感が生まれる組織づくりに向けて、具体的な考え方と実践をお伝えします。
―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。
私たちは「対話」を軸に、組織全体で挑戦を生み出す文化や風土づくりを支援?してきました。現状維持の姿勢を打破していくためには、社員一人ひとりの習慣変容へつなげる日々の「対話」が鍵です。しかし、 業務の多忙さから「諦めてしまう」マネジャー・リーダーの姿を見かけることは少なくありません。一方で、「この組織では言っても無駄」「やっても無駄」と組織エンゲージメントが低い状態から、対話の姿勢・あり方を磨くことで、違和感を自律的な活動に変える姿も見てきました。
「このチームでなら成長していける」と思わせる1on1の構築を一緒に学びませんか。講演ではありますが、質問も大歓迎です。一緒に考え方を深めましょう。
- 堀井 悠氏(ほりい ひさし)
- アンドア株式会社 代表取締役
- スターバックス、学習塾、リクルートを経歴し、大手・ベンチャーのカルチャーを経験。人材組織開発コンサルティング企業で、自動車メーカー、食品会社、スタートアップ事業で企画、開発、講師を経験。独自の理論「腹割り対話でつくる組織変革」を提唱。モットーは「あした、また、がんばろう」と思えるチームを増やすこと。
「日本の人事部」「HRカンファレンス」「HRアワード」は、すべて株式会社HRビジョンの登録商標です。
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