講演者インタビュー
事例で理解するテレワーク時の労務管理と人事考課
テレワークでもパフォーマンスを上げる具体的な手法
株式会社アイ・ディ・エイチ 代表取締役社長
伊藤 貞治氏
コロナが落ち着き、テレワークから出社形態に戻りつつあります。一方で、テレワークを希望する方は年々増えており、採用活動においてはテレワークを導入しているかどうかは重要な選択肢となっています。本講演では、創業から積極的にテレワークを導入してきた当社の事例をもとに、テレワーク時の労務管理や人事考課を適切に対応し社員のパフォーマンスを上げる具体的な手法をお話しいたします。
―― 今回の貴社講演はどのような課題をお持ちの方向けの内容でしょうか?
本講演は、テレワークに関する以下の課題をお持ちの方に有益な内容となっております。
・テレワーク時のパフォーマンスを向上させたい
・テレワーク時の労務問題や法対応を整備したい
・キャリア採用を強化するためにテレワークを導入したい
テレワークは管理者の目の届かない環境であるため、出社時と同様の労務管理をしていると、後で労働問題に発展する可能性が高くなります。その場合、事業主にとって圧倒的に不利な状況となります。
労働問題とならないよう、どのような対策を取る必要があるのか。労働問題になった場合にも有利に話を進められるようにするためにはどうすればよいか。さらに、テレワークでもパフォーマンスを落とさず、向上させる施策について、事例を用いて具体的に説明します。
―― 今回の講演の聞きどころ・注目すべきポイントをお聞かせください。
当社は10年前からテレワークを推進してきました。現在は上場を見据えた体制や環境を構築し、労務関連の問題や訴訟が発生しない体制や環境を構築しています。
その過程で、テレワークに関して何度も失敗し、何度も試行錯誤を繰り返してきました。こうして導き出したテレワークの労務管理・パフォーマンス向上のポイントから、特に重要な次の内容を、事例を用いてお話しいたします。
・テレワークでもパフォーマンスを向上させる方法
・テレワーク時の新卒や中途採用の効果的な研修方法
・隠れ残業の防止と、発生時の対応方法
・テレワークでも納得する人事考課方法
・テレワーク時のさぼり防止と勤怠管理方法
・不正行為の防止と、発生時の対応方法
・テレワーク時のコア業務分析、生産性分析方法
―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。
当社は世間に普及する前からテレワークを推進してきたため、テレワークに関しては大手企業よりも実績があると自負しています。テレワークに関する検証、失敗、学びを繰り返してきましたので、その事例と対応方法を説明することで皆さまの参考となれば幸いで。
また、今回の講演は見落としがちな法対応についても説明しています。ぜひご参加ください。
- 伊藤 貞治氏(いとう さだはる)
- 株式会社アイ・ディ・エイチ 代表取締役社長
- 1994年大手IT企業にて営業職として従事。1997年エンジニアに転向。2014年7月に株式会社アイ・ディ・エイチを設立し代表取締役社長に就任。エンジニアファーストを掲げて定着率97%を維持し、350名のエンジニアと常時400件近くの案件に対応中。また、現在は上場を視野に入れて活動中。
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