講演者インタビュー
「Xモデル」で考える、エンゲージメントを高めるためのステップと具体的なスキル
HRBC株式会社 代表取締役
迫川 史康氏
昨今、「社員のエンゲージメントを高めるためにはどうすればよいのでしょうか?」というお悩みを持つ方が急激に増えてきました。本講演では、「X(エックス)モデル」という、エンゲージメントを考えるうえで分かりやすいフレームをもとに、「そもそもエンゲージメントとは何か?」「エンゲージメントを高めるためのステップと具体的なスキル」について、事例を交えながら、楽しくご紹介していきます。
―― 今回の貴社講演はどのような課題をお持ちの方向けの内容でしょうか?
世の中の働き方が大きく変化していくなか、「トップから社員のエンゲージメントを高めるように言われたのですが、どうしたらいいのでしょうか」という相談を受けることが増えてきました。
話を詳しくお聞きすると「そもそもエンゲージメントとは何なのでしょうか?」「うちの管理職の大半は言葉の意味すら全く理解していないのが実情です」といった声がよく返ってきます。
本講演では、エンゲージメントとは何なのか、エンゲージメントレベルを高めていくための考え方やその方法について、事例を交えながら紹介していきます。
エンゲージメントについて理解を深めたい、自社・組織のエンゲージメントレベルを高めたい、社員の働きがいや満足度をさらに高めていきたい、社員の定着率をより高めていきたい。そんな課題感をお持ちの方は、ぜひご参加ください。
―― 今回の講演の聞きどころ・注目すべきポイントをお聞かせください。
(1)エンゲージメントのX(エックス)モデル
本講演で紹介するXモデルは、エンゲージメントを考えるうえで非常にわかりやすいフレームです。エンゲージメントレベルが高い状態、低い状態とはどのような状態なのか、二つの軸で分類します。
(2)エンゲージメントを高めていくために
リーダーとしてメンバーのエンゲージメントレベルを高めていくには、まずはメンバー一人ひとりがXモデルのどこに位置しているのかを把握しておくことが大切です。メンバーがどこに位置するかによって、リーダーが取るアプローチが異なるためです。そのアプローチについてお伝えします。
(3)当事者意識の醸成
エンゲージメントを高めていくうえでのキーワードは “当事者意識”です。働き方の変化、特にリモートワークの普及により、リーダーはメンバーの働きぶりを把握しにくくなっています。そんな状況だからこそ、リーダーは一人ひとりの当事者意識を高めていくことがより重要になっています。ただし、当事者意識はいきなり劇的に高くなるわけではありません。
講演では、当事者意識が醸成されていくステップ、そして、各ステップにおけるリーダーとメンバーとのコミュニケーションのポイントについて紹介していきます。
―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。
会社の業績はもちろんですが、社員の定着率、従業員満足度、働きがいの向上などといった指標を高める役割を持つ方も多いと思います。そういった指標を高めていくうえで、エンゲージメントは非常に重要な着眼点です。社員のエンゲージメントを高めていくための考え方やアプローチをわかりやすく紹介しますので、ぜひご活用ください。
- 迫川 史康氏(さこがわ ふみやす)
- HRBC株式会社 代表取締役
- 外資系製薬会社アストラゼネカの営業としてキャリアをスタート。本社人事部門へ異動後、人財開発・組織開発に従事し、教育体系、評価制度などを主担当として構築する。現在はHRBC株式会社代表及びファシリテーターとして活動。専門は組織開発とリーダーシップ。
「日本の人事部」「HRカンファレンス」「HRアワード」は、すべて株式会社HRビジョンの登録商標です。
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