講演者インタビュー
NLP心理学を活かしたDX推進
自律性を高めるDX人材育成と、DXをクライアントビジネスに活かす秘訣
一般社団法人日本NLP能力開発協会 代表理事/立命館大学ビジネススクール 教授
二階堂 忠春氏
競争優位性の獲得向けて企業のDXが必須となる現代において、その成功には変化に対応し自ら学び、DXを推進する自律型DX人材が必要です。しかし、スキルの習得だけでは不十分で、実践での活用まで想定した育成が求められます。本講演ではNLP心理学に基づき、モチベーション向上に働きかけながら自律型DX人材を育成する方法と、実務でDXスキルを活かした成功ケースとして「取引先のDX推進」事例についてお話しします。
―― 今回の貴社講演はどのような課題をお持ちの方向けの内容でしょうか?
組織内の自律型人材育成・DX人材育成に課題を感じている企業の人材育成ご担当者様へ
企業が競争優位性を高めるためには、予測困難な変化に対応するためのDX人材の育成が急務です。しかし、DX時代のキャリア形成や必要なスキルセットが定まらず、人材育成に困難を感じているという声を聞きます。
さらに、施策を導入しても、ツールの操作方法の習得やITリテラシーの底上げを図るに留まり、業務設計の見直しやビジネスモデルの構築にDXを活かせていない、といったケースが散見されます。
本講演では、DXの専門講師と共に、NLP心理学を活用した 「社員の自律性を高めるDX人材育成」と「DXをクライアントビジネスに活かすための勘所」の2テーマを掲げ、デジタル人材の育成とDXをクライアント(取引先)に提案する際のポイントを解説します。
―― 今回の講演の聞きどころ・注目すべきポイントをお聞かせください。
本講演は「自律的なDX人材を現場の管理職がどう育成するか」をNLP理論から考察することで、多様性ある社員の自律性をどう高めるのか、DX人材を育成する職場をどうつくるのか、そのヒントをつかんでいただくことを目的としています。
当協会の講師陣は約15年にわたり、数多くの上場企業の管理職研修を担当してきました。近年はリモート環境も含め、「いかに自律的なDX人材育成を推進してくのか」という課題に悩む管理職が増えています。そんな中、多くの方々が当協会の研修を通じて再現性の高いスキルを習得し、部下の行動変容ができるようになりました。本講演では、その具体的なエッセンスをお伝えいたします。
自律的なDX人材育成のためには、全体最適の設計が重要となります。全体最適の思考法は、自社だけでなく取引先へのDX推進提案にも有効です。社員の自律性を高め、行動変容をもたらすことで、まず業務全体を俯瞰的に見ることから始めます。そこから課題を抽出し、仮説を立て、検証まで進めることが可能になります。
NLP理論およびDXの専門講師による、「自律的なDX人材育成のために知っておきたいノウハウ」にご着目ください。
―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。
弊社は、自律的な人材育成に悩む管理者の皆さまに「経験や勘だけではない、再現性あるアプローチ」を提供してきました。受講者の皆さまからは、「腹落ちした」「すぐに使える」といったコメントを数多くいただいています。
本講演では、「NLP心理学を活用したDX人材育成」の具体的なコンセプトについてご紹介します。言語の解釈や認知プロセスにアプローチして部下の行動変容をもたらすことで、デジタル技術をビジネスに活用できる自律型人材を育成することができます。
講演ではその理論と実践について、分かりやすくお伝えします。自社の管理職の皆さまが有効なスキルを活用し、自律型人材を育成されることをイメージしながらご参加いただけると幸いです。
- 二階堂 忠春氏(にかいどう ただはる)
- 一般社団法人日本NLP能力開発協会 代表理事/立命館大学ビジネススクール 教授
- 仙台市生まれ。東北大学法学部卒業、南カリフォルニア大学MBA。東北電力、PwCコンサルティングを経て現職。2009年米誌「ニューヨーク・タイムズ」にコミュニケーションの専門家として紹介される。NLP心理学に基づく、コーチング・交渉・プレゼン等のスキルをテーマに研修を実施。大手企業の階層別研修に従事。
「日本の人事部」「HRカンファレンス」「HRアワード」は、すべて株式会社HRビジョンの登録商標です。
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