講演者インタビュー
“農園型障がい者雇用”は本質的な雇用ではないのか?
~企業が農園型で職域を拡大する理由を考える~
株式会社エスプールプラス 事業本部 経営企画室 室長
岡本 暁氏
障がい者雇用の手法として農園を活用したモデルが広まっています。一部ではこのモデルに対する批判もある中、実際は1000社以上が取り入れてます。なぜ主力事業と異なる野菜作りを従業員の業務として選んだのでしょうか。本講演では、障がい者雇用の業務創出における必要な考え方を紐解き、農園型で職域を拡大する理由や障がい者雇用で生まれる企業価値向上について解説します。自社の方針に合う雇用法か、お考えください。
―― 今回の貴社講演はどのような課題をお持ちの方向けの内容でしょうか?
以下のような課題をお持ちの人事担当者の方や経営者の方に向けた講演です。
・障がい者雇用を進めたいが、これ以上適した業務が見つからない
・障がい者雇用は管理部門だけで担っており、他の部署には依頼できそうにない
・障がい者雇用の支援サービスに興味あるが、経営層に理解がなく導入検討しにくい
―― 今回の講演の聞きどころ・注目すべきポイントをお聞かせください。
本講演は、以下のポイントを押さえながら、企業が障がい者雇用の職域に農園型を選ぶ理由について解説いたします。
(1)障がい者雇用の職域開発を進めるうえで必要な考え方
(2)さまざまな障がい者雇用支援サービスにおける職域の特徴の比較
(3)農園型の障がい者雇用で、企業の価値向上を図るための取り組み
―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。
弊社では「一人でも多くの障がい者雇用を創出し、社会に貢献する」という企業理念を掲げ、障がい者雇用支援のリーディングカンパニーとして事業を推進してきました。
独自に生み出した「就農モデル(一般的に農園型と呼ばれる)」で、日本全国、多種多様な業界の障がい者雇用をサポートしており、4,000名を超える障がいのある方の就職を実現しています。
主力事業とは異なる農園という職場で、障がいのある方がどのように会社に貢献しているのか、障がい者雇用が企業価値向上にどのような影響を与えるのかを、皆さまと考える機会になれば幸いです。
- 岡本 暁氏(おかもと あきら)
- 株式会社エスプールプラス 事業本部 経営企画室 室長
- 創業三期目の株式会社エスプールに入社。2014年より株式会社エスプールプラスにジョイン。農園運営部門の責任者、障がい者の就労支援部門の責任者を経て、現在は経営企画室の室長として行政、福祉関係者と関わり、当社理念(一人でも多くの障がい者雇用を創出し、社会に貢献する)の実現に向けた活動に専念。
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