講演者インタビュー
採用活動の早期化・長期化に左右されないための、 すぐに活かせる「採用マーケティング」の4つのステップ
株式会社Human Resource Design 代表取締役社長
松村 恭行氏
25年卒の採用からインターンシップ参加学生の情報を採用選考に利用することが認められたことで採用直結型インターンが主流となります。インターンの重要度が格段に増し早期化や広報対象の若年化が一層加速します。能動的な採用広報が必須な時代に、必要な人材を計画通り採用するための「採用マーケティング」にすぐに活かせる4つのステップについて、具体的な取り入れ方、成果の測り方など事例を交えつつお話しいたします。
―― 今回の貴社講演はどのような課題をお持ちの方向けの内容でしょうか?
情報量が膨大となり、自社を発見し興味を持ってもらうことが困難な現代。まずは自社のターゲットである学生から「認知」を得ること、能動的なインターンシップ広報、採用広報が必須です。
本講演は、採用直結型インターンシップが解禁され、なぜ今「採用マーケティング」「採用ブランディング」を実施することが必須なのか、またそのために必要な知識や経験は何かについてお話しします。
・採用直結型インターンシップが主流となる中で何をすべきか理解したい
・取り組む企業が増加している「採用マーケティング」「採用ブランディング」を理解したい
・網目が粗く、感覚的になっている採用活動から脱却したい
・採用マーケティングをすでに実施している「他社事例」が聞きたい
上記のような課題をお持ちの方は、ぜひご参加ください。
―― 今回の講演の聞きどころ・注目すべきポイントをお聞かせください。
働く環境にはデジタルシフトへの波が来ています。また新卒学生はデジタルネイティブ世代となり、価値観が多様化しています。人的資本の開示が求められる今、新卒採用マーケットは大きく変化しているのです。
その一つに、長年の懸案事項であった「就活解禁は大学3年の3月」という就活ルールの撤廃があります。すでに形骸化されていたとはいえ、24年度新卒採用から採用直結型インターンシップが「公式」となる今、採用広報の早期化、採用対象者の若年化に拍車がかかり、「採用マーケティング」「採用ブランディング」時代が到来することが予想されます。新時代に合った採用施策の選定・実行ができるでしょうか。
「力を発揮し、活躍する人材」の採用がより一層求められる今、求める人材像を再設定する必要があります。本当に入社してほしい人材は誰なのか、どのように自社を知ってもらえばいいのか、また入社後活躍してもらうには何をすべきか、といった今までよりはるかに踏み込んだ採用課題に直面する企業が出てくるでしょう。その課題を解決する大きな鍵は「採用マーケティング」の知識と経験をつけることです。インターンシップや採用活動を戦略的に計画・運用していくためのストーリーをお持ち帰りください。
―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。
「自社にとって必要な人材を計画通り採用する」ことを実直に、当たり前に実現します。
デジタルネイティブである現在の学生は、あふれかえる情報の中から「どのように働きたいか」「どのように生きたいか」を実現できる環境はどこかを模索し、自分らしさや能力を思う存分発揮できる会社との出会いを求めています。
求められている情報を発信し、共感した学生と出会うことがインターンシップおよび採用成功への第一歩です。ご参加いただいた皆さまの採用活動が翌日から変わるような知識と手法をお届けできれば幸いです。Q&Aの時間も設けますので、課題をぜひお聞かせ下さい。
- 松村 恭行氏(まつむら やすゆき)
- 株式会社Human Resource Design 代表取締役社長
- 就職情報サイト運営会社にて大手・中堅企業の採用ブランディング支援やRPO設計、グローバル人材採用等に従事。戦略立案だけでなく伴走型で採用成功へと導く事が強み。その経験から2018年にHuman Resource Designを創業。採用メディアGoodStoryを運営し、採用ブランド構築支援を行う。
「日本の人事部」「HRカンファレンス」「HRアワード」は、すべて株式会社HRビジョンの登録商標です。
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