講演者インタビュー
新規事業を成功に導く「イノベーター」を生み出す方程式
5つの人材要件と育成方法のポイント
株式会社インディージャパン 取締役 トレーニングディレクター
山田 竜也氏
多くの企業が新規事業の創出に向けてチャレンジしています。一方で、社内のハイパフォーマーを新規事業に抜擢するものの、上手くいかないという声が多いです。実はすでに欧米の研究では、新規事業に必要なイノベーターの要件は定義されており、日本でも適用できることが証明されています。本講演では、日本企業で取り組まれたイノベーター育成事例をもとに、育成に必要な5つの要件と社内で育成するための指針をお伝えします。
―― 今回の貴社講演はどのような課題をお持ちの方向けの内容でしょうか?
イノベーションという言葉が当たり前の経営課題になり、社外を見渡せば企業の枠を超えたオープンイノベーションの活動や、多くのスタートアップを目にします。こうした外部との連携もイノベーションを起こす一つの手段ですが、内部人材からイノベーターを発掘する、内部人材で新規事業起こすことが人事の立場での課題感ではないでしょうか。
イノベーションの起こし方は一つではありませんが、企業の資産を生かした事業となると、実は内部を知る人間こそが成功確率の高いイノベーション、新規事業を起こせます。
そして、内部人材でのイノベーション創出には人事部の活躍が欠かせません。まさに戦略人事、HRBPの本領発揮の場面です。
こうした課題感に対して、候補者発掘、能力開発、環境整備、どの切り口でも良いので取り組んでいる方、これから取り組もうとしている方に、ご視聴頂ければと思います。
―― 今回の講演の聞きどころ・注目すべきポイントをお聞かせください。
本講演では、日本企業で取り組まれた事例をもとに、イノベーター育成に必要な5つの要件と社内で育成するための指針をお伝えします。
イノベーションという言葉は、それぞれの立場でさまざまに語られます。経営企画室であれば未来の事業ポートフォリオ、R&D部門であれば新たな技術シーズの創出、人事部門であれば人材育成や文化の醸成といった形です。
しかし、これらは全て一つの企業をそれぞれの側面で見ているだけなので、バラバラに進めることは出来ません。こうした各部門のテーマに対して横串を通せるのが人事部門だと考えています。
「新規事業を生み出せるイノベーターを発見し育てる」をキーワードに、新たな動きを生み出すヒントを得て頂ければと思います。
―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。
本インタビューをお読みくださりありがとうございます。
イノベーター力を測る5つの視点は、これからの時代に必要とされる新しいタイプの人材要件の定義、育成に役立てる事ができます。
また、世の中の変化に合わせて人材ポートフォリオを更新し、事業部との連携を進めていこうとしている方にとって有効な武器になると信じています。本講演を通して、考え方のヒントや使える武器を持ち帰って頂ければ幸いです。
セッションもインタラクティブに進めたいと思います。講演中のチャットやQ&A機能もぜひご活用ください。
- 山田 竜也氏(やまだ たつや)
- 株式会社インディージャパン 取締役 トレーニングディレクター
- 国内SIerにて大手製造業のR&D部門のDXを支援。米国コンサルファームと協働でテクノロジー導入とプロセス改革によるR&D部門の改革を推進した後、共同創業者としてインディージャパン設立に参画。新規事業開発、イノベーター育成をテーマに活動中。ジョブ理論の伝道師として年間数百名の実践を支援している。
「日本の人事部」「HRカンファレンス」「HRアワード」は、すべて株式会社HRビジョンの登録商標です。
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