講演者インタビュー
「10の越境」で従業員のキャリア自律をどう育むか?
越境文化を創る「思考」と「具体的な方法」
株式会社リクルートマネジメントソリューションズ マスター
井上 功氏
環境の変化が激しい昨今、自社内での働き方や学習にとどまらない「越境学習」が注目されています。次世代リーダー育成の文脈で語られることが多いですが本来の越境は「従業員の行き詰まり感」を解消できる有効な手立てです。本講演では、個人の「内側」の越境体験から、国外の越境まで数多くの越境学習に関わってきた井上氏とともに「越境」を10種類に整理し、人事が組織に越境文化をつくる「思考」や「方法」を解説します。(協賛/株式会社エンファクトリー)
―― 今回の貴社講演はどのような課題をお持ちの方向けの内容でしょうか?
「人的資本経営について、何から始めればいいか迷っている」「従業員のキャリア自律を促したい」「若手の離職を防ぎたい」「次世代リーダー育成を行いたい」「イノベーションの生まれやすい風土を醸成したい」など、人材育成にまつわる課題をお持ちで、打ち手模索中の人事・人材育成担当者に向けた講演です。『CROSS-BORDER キャリアも働き方も「跳び越えれば」うまくいく 越境思考』の著者である井上 功氏をお招きし、従来の(狭義の)越境学習に留まらない考え方や具体的な方策をお伝えします。
―― 今回の講演の聞きどころ・注目すべきポイントをお聞かせください。
越境学習は従来、リーダー育成など選ばれし者のプログラムでした。私たちエンファクトリーは創業時より「専業禁止!!」を人材ポリシーに掲げ、さまざまなレイヤーのメンバーが越境学習を実践。このノウハウを生かし、“みんなの越境学習へ”をテーマに、多くの方に越境学習を届けています。
本講演では、はじめの一歩である個人の「内側」の越境から、国外の越境まで「越境」を10種類に整理した内容をお伝えします。確かな知識をお伝えした上で、越境学習を行うことによる効果や事例をご紹介。自社で越境学習を取り入れるための情報整理、方策の検討まで具体的に考えてもらえるような内容です。
―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。
越境学習をスタートしたが、成果や費用対効果を求められている人事の方や、新しい施策に悩まれている研修担当者の方は、ぜひ一度ご参加ください。
- 井上 功氏(いのうえ こう)
- 株式会社リクルートマネジメントソリューションズ マスター
- 1986年4月、株式会社リクルート入社。人事部、総合企画部、HCソリューショングループ等を経て、2012年4月より現職。早稲田大学、国際基督教大学、国土交通省、経済産業省、日本経済新聞社、大手企業で講演/研修実績多数。講演テーマは、イノベーション創出、営業・マーケティング、リクルートの企業変革など。
「日本の人事部」「HRカンファレンス」「HRアワード」は、すべて株式会社HRビジョンの登録商標です。
当社はプライバシーマーク取得事業者です。類似のサービスやイベントとの混同にご注意ください。