講演者インタビュー
今だから学び直すべき、これからの活躍人材に求められる「デザイン思考力」 〜学習・定着・実践の手法〜
VISITS Technologies株式会社 エグゼクティブ ディレクター
永井 翔吾氏
多くの企業がリスキリングに取り組む一方、「何から学び直したらいいのか分からない」という声をよく聞きます。デザイン思考力は企業競争力を高めるため、今や国内でも業種業界規模問わず多くの企業が教育に力を入れ始めている能力です。本講演では、なぜデザイン思考力から始めるべきなのかといった背景を解説したあとに、学びっぱなしにさせないための学習・定着・実践を実現する再現性の高い手法を事例を交えてご紹介します。
―― 今回の貴社講演はどのような課題をお持ちの方向けの内容でしょうか?
デザイン思考は、イノベーションやDXの推進に資する能力として、AppleやGoogle、国内でも富士通、日立、NTTデータといった大手企業が注目する課題発見・解決策を導出する思考法です。
そしていまや国内TOP50大学の約80%がデザイン思考を取り入れた教育を始めています。
本講演では、リスキリング項目としても注目されるデザイン思考力を各社がどのように捉え、教育・能力向上に取り組んでいるかについて解説します。
社内のリスキリングを推進していく上で、以下のような課題やお悩みを持つ方に是非聞いていただきたいと考えています。
・本当に育成すべきなのはどのような能力か悩んでいる
・具体的な能力の開発(人材の育成)手段を探している
・自社で実践、活かすことができる効果的な能力開発を行いたい
―― 今回の講演の聞きどころ・注目すべきポイントをお聞かせください。
リスキリングを進めていく上で、一人ひとりが学びを実践し、振り返り、適切なフィードバックを受ける、そしてまた実践するという、いわゆる経験学習サイクルを適切に回していく必要があります。
しかし実際には、以下のように悩む人も少なくありません。
・一人ひとりに対してフィードバックするための人員がいない、時間が足りない
・フィードバックする側の能力に依存してしまい組織的な取り組みとして限界を感じる
最新のテクノロジーを用いることによって実現する「従業員同士が高め合い、経験学習サイクルを強化する手法・プロセス」についてお伝えします。
―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。
具体的に他社がどういった取り組みを進めているのか、事例とともに実践実用的な情報をお届けできればと考えています。皆さんにお会いできるのを楽しみにしています。
- 永井 翔吾氏(ながい しょうご)
- VISITS Technologies株式会社 エグゼクティブ ディレクター
- 2012年ロースクールを修了し、司法試験と国家公務員総合職試験に合格。2013年経済産業省に入省。その後、ボストン コンサルティング グループに入社。2016年、VISITS Technologies株式会社にジョイン。延べ200社以上の採用支援に従事し、現在はデザイン思考テスト事業責任者。
「日本の人事部」「HRカンファレンス」「HRアワード」は、すべて株式会社HRビジョンの登録商標です。
当社はプライバシーマーク取得事業者です。類似のサービスやイベントとの混同にご注意ください。