講演者インタビュー
エンゲージメントと生産性を向上させる新潮流
EX(従業員体験)とコミュニケーションをデザインする
株式会社PKSHA Workplace 執行役員 株式会社PKSHA Capital パートナー
杉原 雅人氏
エンゲージメントと生産性の向上を目的にマーケティングにおけるカスタマー・サクセスのアプローチを人事に応用する動きが出ています。従業員がパフォーマンスを発揮し続けるために、人事には何が求められるのでしょうか。本講演では、そのための施策としてEX(従業員体験)とコミュニケーションを取り上げます。現場の実践例やテクノロジーの活用方法なども交え、いかにエンゲージメントと生産性を向上させるのかを議論します。
―― 今回の貴社講演はどのような課題をお持ちの方向けの内容でしょうか?
従業員の自律的な働き方を促し、エンゲージメントを向上させるために、従業員サーベイや1on1などの施策に取り組んでいらっしゃる人事部の方が増えておられるかと思います。
海外では、そうした活動を重視し人事部をエンプロイ-・サクセス部と呼び始めている企業も出てきました。
このエンプロイーサクセス(従業員の成功、目指す姿を叶えるための取り組み)において、大事なことは「働く従業員の体験やコミュニケーションをデザインすること」ですが、これはどういう動きをすることなのか具体的なイメージを描くことは、なかなか難しいとお聞きします。
本講演では、マーケティング領域のカスタマーサクセスという概念から、エンプロイーサクセスを彫り下げ、既にエンプロイーサクセス部門として推進している人事責任者の体験をお届けいたします。
―― 今回の講演の聞きどころ・注目すべきポイントをお聞かせください。
事業会社、アカデミック、テクノロジー会社の3者の視点で、以下のテーマを取り上げます。
ポイント1 アドビ株式会社のエンプロイーサクセス部責任者による実践の声
・自部門の位置づけをどう定義し、どのようなインパクトを出すことを狙いとしたのか?
・実際の現場の課題に対して、どのような施策を講じてきたのか?
・今後求められる人事部門の方向性・未来はどう変わるのか?
ポイント2 人事管理に関する研究者である江夏先生によるエンプロイーサクセスの考え方整理
・海外でエンプロイーサクセスが重視されてきた背景や先行事例
・何を可視化し、どのようにデザインしていくのか、カスタマーサクセスのフレームワーク再整理
・データやテクノロジーの位置づけ、利用方法
ポイント3 エンプロイーサクセス向上のためのコミュニケーション施策
・デジタル化による今後のコミュニケーションの影響
・エンゲージメント・サーベイや1on1などのコミュニケーション施策の高度化・利活用の方向性
―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。
私自身、前職コンサルティング会社時代から、多くの会社の組織変革に向き合ってきましたが、現在は、カスタマーサクセスなどの活動の関わり、これが人事部に求められる新しいアプローチ(エンプロイーサクセス)であると強く考えるようになりました。
昨年、こうしたコンテンツを元に、AI×DXというキーワードで多くの人事部の方向けにカンファレンスを実施してきましたが、今回は、特に共感や学びを得られることが多かった施策について、登壇者の方のお知恵を借りながら掘り下げていきます。
ぜひ、ご期待下さい。
- 杉原 雅人氏(すぎはら まさひと)
- 株式会社PKSHA Workplace 執行役員 株式会社PKSHA Capital パートナー
- 前職の戦略コンサルティングキャリアは20年近く、マネイジング・ディレクターとして大手企業のDX戦略から組織変革までを手掛ける。PKSHAグループの執行役員や社外取締役を歴任し、現在は、人事やITなどコーポレート部門向けのAI-SaaSの事業開発と同時にクライアント企業の変革支援にハンズオンで従事。
「日本の人事部」「HRカンファレンス」「HRアワード」は、すべて株式会社HRビジョンの登録商標です。
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