［主催］日本の人事部「ＨＲカンファレンス」運営委員会［後援］厚生労働省
講演者インタビュー
「在籍型出向」のリアル
～人と組織の急激な成長を実現した新たな取り組み
株式会社ボルテックス 代表取締役社長 兼 CEO
宮沢 文彦氏
多くの中堅中小企業で自社の課題解決のため優秀な人材の育成が急務となっております。従来の手法では自社が求める人材へ成長させる事が難しいと感じる方も少なくないでしょう。本講演では、自社変革のための人材育成を実現する「在籍型出向」という新しい取組みをご紹介します。「売上0円の営業マンが売上13億円を叩き出すまで成長」等、事例紹介を通じ、自社変革や人材育成に役立つ理由、取組む上でのポイントをお話しします。
―― 今回の貴社講演はどのような課題をお持ちの方向けの内容でしょうか？
自社の変革を推進する人材育成手法に興味がある、または既存の採用や育成手法に課題感を持っている中堅中小企業の経営者・人事責任者の方向けの内容です。
当社でも、自社の変革を推進する人材育成・リスキリングを課題ととらえており、解決策として在籍型出向を活用してきました。出向人材が新たな視点やスキル・ノウハウや人脈を得ることにより、本人の成長や成果にとどまらず組織課題の解決や企業間連携の取り組みが進展しました。
2021年9月からお客様向けにも組織と人を強くする「Vターンシップ」としてサービス提供を始め実践知を積み上げております。自社の経験やお客様の事例をもとに、在籍型出向が自社変革や人材育成に役立つ理由と得られる成果・取り組むうえでのポイントについてお話しします。
―― 今回の講演の聞きどころ・注目すべきポイントをお聞かせください。
中堅中小企業向けに在籍型出向を支援する「Vターンシップ」は、人材・組織の新しい成長の形を作るサービスです。自社のリーダーや経営幹部候補の人材育成施策、企業間連携施策としての出向活用は大手企業では日常的に行われてきました。一方で、中堅中小企業ではそのような出向活用事例はこれまでほとんどない状況です。
組織課題も人材課題も「一石二鳥」で解決する、戦略的な在籍型出向の活用手法について、イメージを持ちやすいよう具体的な事例をもとにご説明します。「Vターンシップ」サービスの概要についてもご説明します。
―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。
私たちは、自社の社員を「敢えて」社外に出すことにより、本人と組織の成長を促すことを提案しています。「ただでさえ人材不足で苦労しているのに、大事な社員を社外に出すなんてとんでもない」と考える中堅中小企業の経営者・人事責任者の方に是非聞いていただきたい内容です。
- 宮沢 文彦氏（みやざわ ふみひこ）
- 株式会社ボルテックス 代表取締役社長 兼 CEO
- 平成元年早稲田大学商学部卒業後 、ユニバーサル証券(現三菱UFJ モルガン・スタンレー証券）入社 。 平成7年にレーサム・リサーチ（現 レーサム）に入社 、営業部長として活躍し不動産コンサルティングを行う 。平成11年4 月に株式会社ボルテックスを設立 。公認不動産コンサルティングマスター 認定者。
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