［主催］日本の人事部「ＨＲカンファレンス」運営委員会［後援］厚生労働省
講演者インタビュー
戦略的な人事評価の活かしかた
株式会社フィールドマネージメント・ヒューマンリソース 執行役員・ディレクター
山田 博之氏
人事評価制度を導入している企業の多くは、それを適切に運用しきれておらず、ましてや活用まで出来ている企業はほとんどありません。評価制度を適切に運用するためには、制度面そのものの改善も必要ですが、それ以上に制度3割運用7割と言われるくらい運用面の強化が求められます。本講演では、評価制度を戦略的に活用するためのポイントを、運用する評価者とルールの2つに区分し、具体的な改善事例を交えて解説します。
―― 今回の貴社講演はどのような課題をお持ちの方向けの内容でしょうか？
人事評価の改善に悩んでいる方を対象としています。とくに、形骸化した評価制度をどう改善したらいいかわからない方や、評価制度を見直したいがどこから手をつけていいかわからない方などにおすすめです。
―― 今回の講演の聞きどころ・注目すべきポイントをお聞かせください。
評価制度の改善において、制度そのものをどのように改定するかはもちろん重要ですが、むしろ運用面に問題があることも少なくありません。運用面の問題を抽出・分析し、その改善を図ることも重要です。
本講演では、運用の鍵を握る「評価者」と「運用ルール」の2つについて、評価制度の運用強化ポイントをお伝えします。
また、具体的な改善施策として、期初・期中・期末の時間軸で区分して目標設定の妥当性を強化する施策などを紹介。その他にも、部下の納得感を高めるフィードバック方法、降格や低評価をつける時のポイントなど、これまでの評価制度改善コンサルティング事例を交えて、わかりやすく解説します。
冒頭には評価制度運用における自社の課題点を抽出するためのチェックポイントも提示。貴社は評価制度を適切に運用・活用できているか、確認してみてください。
―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。
評価制度をうまく活用できていない企業は、制度以上に運用面に問題があることも少なくありません。制度を改定する前後で、運用面をどのように強化すべきか、本講演を通して確認し、ぜひ取り組んでみてください。
- 山田 博之氏（やまだ ひろゆき）
- 株式会社フィールドマネージメント・ヒューマンリソース 執行役員・ディレクター
- 事業会社を経て国内系コンサルティング会社に入社、人事戦略策定・制度改革などの人事系プロジェクトに従事。在籍中、年間契約額NO.1を2年連続受賞。その後、事業会社に移り人事企画担当として組織改革を実行。弊社に参画後、再び人事コンサルタントとして活動中。著書『図解でわかる！戦略的人事制度のつくりかた』。
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