講演者インタビュー
ミレニアム世代を早期登用する際に抑えるべきポイント~ハイポテンシャル人材のラーニングアジリティとは~
タレンタ株式会社 カスタマーサクセス マネジャー
東畑 千波氏
終身雇用の崩壊等の影響で、企業の成長戦略上、若手の早期登用が重要視されています。登用時には複数観点をバイアスなしで見る必要がありますが、客観的指標が限られ世代間ギャップも大きくお困りの方も多いと聞きます。このような場合、未知の体験から素早く学び、応用する能力「ラーニングアジリティ」の見極めが重要です。本講演では、早期登用時に抑えるべきポイントを心理学と最新のAI面接の動向から解説します。
―― 今回の貴社講演はどのような課題をお持ちの方向けの内容でしょうか?
本講演は、採用責任者・担当者またはDX推進責任者・ご担当者向けで、以下の課題を持つ方々のご参加を想定しています。
・社内登用の基準について疑問がある
・早期抜てきの見極めにおいて情報が不足している
・基準の公正さやプロセスの透明性を向上したい
・優秀な人材の抜てきやキャリアアップをうまく支援できていないと感じる
・ハイポテンシャル人材をうまく見極められていないと感じる
最先端のテクノロジー×サイエンス(データ+ピープル(心理学))の力で、採用選考だけでなく内部登用における課題解決にどのような貢献ができるのか、心理学の研究結果から導き出された内部登用での確認ポイントについて、ハイポテンシャル人材に共通する「ラーニングアジリティ」に注目し解説いたします。
―― 今回の講演の聞きどころ・注目すべきポイントをお聞かせください。
本講演の聴きどころは、400以上の職務分析と2万人以上の専門家の知見と心理学の研究結果から導き出された、内部登用で確認すべき「ラーニングアジリティ」の解説です。
ベースとなるのは、登用後の活躍を予測するにはどういったポイントを抑えるべきなのかについてなされた、採用組織心理学の研究の内容とそこから導き出された結果です。内部登用後にも成果を創出することができる、ハイポテンシャル人材に共通するラーニングアジリティとはどのようなものなのか、具体的な内容とそれをどのように最新テクノロジーで実装するのかを解説しますので、ご注目ください。
当社では「HireVue AIアセスメント」という、米国発祥の録画動画から将来の活躍人材を予測するコンピテンシー(社会人基礎力)を自動判定するソリューションを取り扱っていますが、当日はこのテクノロジーの裏付けとなるこれまでの心理学の知見を使った、その中でも最新のAI選考の評価ポイントについて解説いたします。
―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。
私たちは「Work Happy!な世の中を創る」をパーパスとして、グローバルの最新HRテクノロジーとその背後にある考え方を日本市場に展開し、日本企業の人材マネジメント変革の実現を後押ししています。
12年前には採用・配置・育成・評価・登用にまたがる統合型タレントマネジメントソリューションを、また7年前に採用領域への録画動画の活用ソリューションを真っ先に日本市場に持ち込み、日本企業に対して新たな視点・価値観や具体的なハウツーを提供してきました。
今回のAI選考ソリューションも、「面白い!」「こういうのが欲しかった!」「こういう時代が来たか!」と感じていただければ幸いです。
- 東畑 千波氏(ひがしばた ちなみ)
- タレンタ株式会社 カスタマーサクセス マネジャー
- 新卒でヒューレット・パッカード・エンタープライズにエンジニアとして入社後、2018年よりタレンタへ入社。デジタル面接プラットフォームHireVueの導入支援コンサルタントとして、導入プロジェクトおよびカスタマーサクセスをリードしている。認定ビジネスキャリア プロコーチの資格を有する。
「日本の人事部」「HRカンファレンス」「HRアワード」は、すべて株式会社HRビジョンの登録商標です。
当社はプライバシーマーク取得事業者です。類似のサービスやイベントとの混同にご注意ください。