講演者インタビュー
実測データで見るマインドフルネスの本当の効果
メンタルヘルス・エンゲージメント・生産性への波及経路
株式会社Melon 代表取締役社長CEO
橋本 大佑氏
メンタルヘルス改善・エンゲージメント向上・生産性改善など、重要な人事課題が山積してしまい、場当たり的に対応してしまっている企業も多いのではないでしょうか。これら複数の人事課題を同時に解決していくための、効果的なアプローチ方法とは何なのか。本講演では、多くの課題の根源となっている従業員の「心と脳」に焦点を当て、マインドフルネスがどのようなインパクトを与えるのか、実測データをもとに解説いたします。
―― 今回の貴社講演はどのような課題をお持ちの方向けの内容でしょうか?
メンタルヘルス、エンゲージメント、生産性を改善したいと感じている人事や経営者の皆さまのための講演です。
現代の企業人事の方が対応すべき問題は非常に多岐にわたります。具体的な例を挙げると、人的資本経営、メンタルヘルス改善、エンゲージメント向上、生産性改善、離職・退職防止など。組織によっても異なるとは思いますが、多くの場合、複数の課題を同時に解決していきたいと考えているケースが多いのではないでしょうか。
それらの複数の課題に対して、最も効率よくアプローチする方法がマインドフルネスです。企業人事の方であれば、既にマインドフルネスという言葉を聞いたことがあるかもしれませんが、具体的なことはまだご存じではないかもしれません。この講演では、現代の企業人事の方が抱えている課題に、マインドフルネスがどのようなインパクトを与えるかをご説明します。
―― 今回の講演の聞きどころ・注目すべきポイントをお聞かせください。
人事課題と対応施策は1対1のセットで検討されることが多いと思います。しかし、企業組織も人間の体と同様に、さまざまな問題が複雑に絡み合っています。そのため、人事課題として顕在化している問題に対して、対症療法的に個別対応をするだけではなく、その問題が起きているメカニズムと問題の根源を特定し、そこに直接的にアプローチすることが有効です。
上記の複数の人事課題の元をたどっていくと、最終的には従業員の「心と脳」に行き着く場合が多いのではないでしょうか。「心と脳」にアプローチする方法は既にたくさんありますが、本当に効果があったと感じる方法は、まだ少ないかもしれません。なぜなら、いくら正しい方法であっても、知識を得て頭で理解することと、実際に練習を続けてそのスキルを身につけることは違うからです。
「心と脳」へのアプローチの一つであるマインドフルネスは、実践を続けることで本当に大きなインパクトが出ることが確認されています。「心と脳」の上手な扱い方を身につけるためのマインドフルネスの実践が、実際にどのような効果をもたらすのかを、過去の実測データを元にご説明します。
―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。
マインドフルネスは、人によって理解度が大きく異なっていると思います。本講演では、初めてマインドフルネスを知る方にも、既にその効果を実感されている方にも、説得力のあるデータを用いて、その効果をお伝えいたします。実際にマインドフルネスを体験する時間も用意します。
導入を検討される前に、まずは日々忙しく働かれている人事担当の方や経営者の方に、マインドフルネスを実践してみたいと思っていただけるようなセッションにしたいと考えています!
- 橋本 大佑氏(はしもと だいすけ)
- 株式会社Melon 代表取締役社長CEO
- 早稲田大学卒業後、シティグループ証券投資銀行本部を経て、米系資産運用会社で日本株運用に携わる。15年間の外資金融でのキャリアの中で、マインドフルネス瞑想を継続し効果を実感。2019年に株式会社Melonを設立し、日本初のオンライン・マインドフルネスのプラットフォーム「MELONオンライン」をスタート。
「日本の人事部」「HRカンファレンス」「HRアワード」は、すべて株式会社HRビジョンの登録商標です。
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