講演者インタビュー
事業開発の成功確率「0.3%」の世界
~成功のために求められる人事の役割とは~
株式会社CURIO SCHOOL 代表取締役
西山 恵太氏
昨今、新規事業開発を積極的に推進する企業が増えています。これから事業開発に取り組む企業は、何から始めるべきか模索し、既に取り組む企業はその僅かな成功確率の高め方が課題となっています。本講演では、事業開発のステップを俯瞰し成功を妨げる要因について、新規事業の体系的な進め方を丁寧にひも解くことで考察します。そのうえで、革新的な事業開発を行うための方法と人事の役割を、人材・組織の側面から提案します。
―― 今回の貴社講演はどのような課題をお持ちの方向けの内容でしょうか?
下記のような企業、人材・組織面での課題感をもっている方向けの講演です。
・アクセラレーターなど新規事業開発の取り組みを推進しているが、事業化にいたっていない
・新規事業の“種”を産み出すことに課題感をもっている
・これから事業開発に積極的に取り組む方針だが、何から手をつけるべきかわからない
・新規事業開発の成功確率を高めるため、、人材・組織面で人事部としてどこが関わりどころかを明らかにしたい
―― 今回の講演の聞きどころ・注目すべきポイントをお聞かせください。
新規事業という経営課題に対し、人事部だからこその関わりどころを明らかにする講演です。
講演では、新規事業開発のステップを具体的事例に基づいて俯瞰し、大企業ならではの成功を妨げてしまう要因仮説を考察します。そのうえで、大企業が革新的な事業開発を行う方法を、人材・組織開発の切り口から提案します。
自社の取り組みが本質的に有意義なのかを振り返り、やるべきこと・やめるべきことを考える機会を提供したいと思います。
―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。
新規事業開発が重要な経営テーマになっているけれど、事業開発部門に任せきりで、人事部の関わりどころを明確にできずに課題を感じていた、という人事パーソンは少なくないでしょう。
本講演では、新規事業開発というテーマに対し、人事部門としてどのように積極的に関わり当事者を支援するべきなのか、その方向性を共有したいと思います。
- 西山 恵太氏(にしやま けいた)
- 株式会社CURIO SCHOOL 代表取締役
- 京都工芸繊維大学にて製品デザインを専攻、京都大学経営管理大学院修了。2011年に株式会社野村総合研究所にて経営コンサルタントとしてデザイン思考を活用した新規事業開発支援や官公庁の政策調査・実行支援に従事。2015年に株式会社CURIO SCHOOLを立ち上げ。2021年より武蔵野美術大学非常勤講師。
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