講演者インタビュー
次世代リーダー育成における6つの落とし穴
今すぐ使える考え方のヒントと具体的な解決方法とは
IDEA DEVELOPMENT株式会社 代表取締役
ジェイソン ダーキー氏
次世代リーダー育成の一環としてマネジメント研修を実施したものの「定着・行動変容しなかった・成果に繋がらなかった」などの経験はありませんか?「マネジメントスキル」や「戦略的思考力」など次世代リーダーならではのニーズに合わせて育成プランを設計することは想像以上に難易度が高いのです。本講演では次世代リーダーの育成において陥りがちな6つの要素とその解決方法について具体的な事例を交えてご紹介いたします。
―― 今回の貴社講演はどのような課題をお持ちの方向けの内容でしょうか?
この数年でワークスタイルが激しく変化しましたが、今後も変わり続けることが予想されます。環境変化に対して職場のメンバーがスムーズに対応できるポイントはマネージャーです。しかし、従来の管理職研修ではマネージャーに求められていることが十分に身に付かず、さらに次世代のマネージャーやリーダーを育成するときに気をつけないと研修効果がほとんど出ません。
本講演では、以下のような次世代リーダー研修の代表的な落とし穴と、解決するための具体的なヒントを学びます。
・現在部下がいないので、研修内容を職場ですぐに使えない
・そもそも自分がマネジメントをしているイメージがない
・将来的にリーダーシップが求められているので、研修内容を将来のニーズに合わせる必要がある
・研修内容を少しでも職場で実践するために、上司とチームメンバーの理解が必要
・研修をやっても成果が出るまで時間がかかる
―― 今回の講演の聞きどころ・注目すべきポイントをお聞かせください。
よくある次世代リーダー研修の問題/課題に対して、以下のように具体例を交えながら、実践的にアドバイスします。
・個別コーチングを使って、部下がいなくても研修内容をすぐに職場で実践する
・アセスメント、ケース、シミュレーションによって具体的なマネジメントイメージを持って、自分の長所短所を活かす
・環境のメガトレンドを意識して、将来的に必要な能力に重点を置く(デジタル、イノベーション、ハイブリッドワーク、など)
・今後のビジネススタイルで十分通じるように、各場面でマネジメントできるようにする(対面、リモート、ハイブリッド、チャット場)
・上司と職場メンバーを巻き込んで受講者が研修期間中に職場実践できるようにする
・研修直後にスキルが消えないための長期的なフォロー施策
―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。
常に変化するビジネス環境の中で、次世代リーダーを育成することが極めて重要です。
ただし、環境がめまぐるしく変化する中で手本となるロールモデルはなく、従来のマネジメント研修では、現場のニーズに応えらなくなって来ています。
次世代リーダーに何が求められているのか、育成施策でどう対応すればいいのか、現在企画している研修において改善が必要なポイントは何かを、この講演で一緒に考えましょう。
ご参加をお待ちしております。
- ジェイソン ダーキー氏(ジェイソン ダーキー)
- IDEA DEVELOPMENT株式会社 代表取締役
- 1972年米国シアトル生まれ。1992年に来日し上智大学卒業。在学中より研修企画会社に勤務。2003年 企業向け教育研修会社 IDEA DEVELOPMENTを設立。代表取締役に就任。能力開発のコンサルタント・インストラクターとして上場企業および外資系企業などに対して人材育成サービスを提供する。
「日本の人事部」「HRカンファレンス」「HRアワード」は、すべて株式会社HRビジョンの登録商標です。
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