講演者インタビュー
70歳法への対応・取り組みの調査結果から紐解く、大企業のシニア社員活用の現在地とサントリーの事例
一般社団法人定年後研究所 理事/所長
池口 武志氏
改正高年齢者雇用安定法施行から2年が経過しました。そこで定年後研究所ではパソナマスターズ社と共同で、法対応の検討状況のみならず、シニア社員活性化取組に関する企業人事アンケート調査を実施。本講演では、その調査結果を解説し、大企業における現在の対応状況や施策、方向性について解説します。あわせて、サントリーでの人事経験が豊かで現在、シニア活躍担当の斎藤様より、シニア社員活躍への取組事例をご紹介します。(協賛/株式会社星和ビジネスリンク)
―― 今回の貴社講演はどのような課題をお持ちの方向けの内容でしょうか?
改正高年齢者雇用安定法施行から2年が経過しました。法対応について検討するにあたり、他企業の検討状況やその内容を押さえておきたい人事担当者、また、シニア社員の活性化やキャリア自律の浸透に頭を悩ましているシニア活躍推進担当者に、大きなヒントを得ていただけると幸甚です。
―― 今回の講演の聞きどころ・注目すべきポイントをお聞かせください。
本講演は2部構成です。まず、定年後研究所がパソナマスターズ社と共同で実施した企業アンケート調査「大企業シニア活用の現在地~70歳法への対応状況」の結果をレビューし、企業対応のベクトルを概観します。
続いて、サントリーのシニア活躍担当の斎藤様に「サントリーのシニア社員活躍への取組―意識変革と活躍の場拡大に向けて―」と題して、同社のお取り組みを紹介していただきます。
―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。
シニア社員の活躍施策について、正解はなかなか見出しがたいと思います。自社固有の組織風土の中で、長年キャリアを形成してきたシニア社員といかに向き合い、キャリア自律を促していくのか。本講演を通じて、皆さまと一緒に考えたいと思います。
- 池口 武志氏(いけぐち たけし)
- 一般社団法人定年後研究所 理事/所長
- 日本生命保険にて長く管理職を経験後、2016年より人材育成支援サービスを行う星和ビジネスリンクに出向し、現在に至る。還暦を迎えた年に修士(老年学)号を修得。キャリアコンサルタント、心理的資本協会理事、シニア社会学会会員でもあり、著書に『定年NEXT(廣済堂新書)』『人生の頂点は定年後(青春新書)』。
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