講演者インタビュー
従業員エンゲージメントは「マネージャーエクスペリエンス」が鍵を握る
ServiceNow Japan合同会社 ソリューションセールス統括本部 従業員エクスペリエンス事業部 事業部長
壹岐 隆則氏
マネージャーはビジネスの成果とチームマネジメントを一手に担う、まさに企業価値創造の中核です。彼らの協力は経営改革や人事施策に不可欠ですが、仕事量が多く疲弊している中ではチームにインパクトを与える事は難しくなります。人事は今、従業員エンゲージメントの最も重要なファクターであるマネージャーを、どのように支えるべきなのか。マネージャーにデジタルの力で何をすべきなのかをご紹介します。
―― 今回の貴社講演はどのような課題をお持ちの方向けの内容でしょうか?
組織の中で、ビジネスの成果や企業変革のために必要不可欠なマネージャーは、チームマネジメントに加えて自身のタスク処理などを抱え、非常に忙しい毎日を過ごしています。素晴らしい戦略があっても、日々の業務に追われ、それを実行する余裕がないことも多く見受けられます。
従業員エンゲージメントの向上に重要な役割を担うマネージャーを支える仕組みと、その鍵となるHuman Centricな考え方について実際の画面をお見せしながら、マネージャーエクスペリエンスの課題を解決する方法を紹介します。
―― 今回の講演の聞きどころ・注目すべきポイントをお聞かせください。
優れた従業員エクスペリエンス(EX)は、従業員の業績やリテンションにどのような効果があるのでしょうか。そして企業業績にどう影響するのでしょうか。実際の調査結果をもとに説明します。
そして、従業員一人ひとりがどこで働いていても、大事な瞬間に寄り添い、優れた従業員体験を提供するには、マネージャーの協力が不可欠です。最新のデジタル技術を活用することで、人事部がマネージャーをどのように支えることができるか、またどのような従業員サービスを提供することができるのかについて紹介します。
―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。
私はこれまで人事コンサルタントとして、そしてグローバル企業の人事部デジタルHR責任者として、企業のDXを内外から推進してきました。本講演では、ServiceNowとしての知見とこれまでの業務経験をもとに、皆さまの視点に立ち、具体的な言葉で、皆さまに価値を感じていただける情報をお届けします。
ご参加いただける皆さまには、貴社で従業員にどのようなポジティブな体験をしてもらいたいのか、今はどんなネガティブ体験をさせてしまっているのか、事前に少し考えてみていただけたら幸いです。本講演が、皆さまの思い描いた従業員エクスペリエンス向上の取り組みに少しでもお役に立てたらと思います。
- 壹岐 隆則氏(いき たかのり)
- ServiceNow Japan合同会社 ソリューションセールス統括本部 従業員エクスペリエンス事業部 事業部長
- 大手コンサルティングファームで10年以上にわたり人事コンサルティングに従事した後、大手グローバル企業の人事部で労務、人事サービス、総務、デジタルHRの担当部長を歴任。2019年12月より現職。一貫して人事のDXを内外から支援している。
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