(1) ウォール・ストリート・ジャーナル ザ・マネジメント
(著者:アラン・マーレイ 監訳:小野由美子 訳:高橋璃子/ 出版社:かんき出版)
企業を取り巻く環境がますます厳しくなる中、リーダーとして成功するにはどうすればいいのか――。ウォール・ストリート・ジャーナルのワシントン支局長を10年以上務め、大手企業のCEOへのインタビューを数多く行ってきた著者のアラン・マーレイが、...
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(2) 宇宙に挑むJAXAの仕事術
(著者:宇宙航空研究開発機構(JAXA)/ 出版社:日本能率協会マネジメントセンター)
まさに宇宙のように果てしない使命を持って日々の仕事に挑む、JAXA。決して失敗が許されない大型宇宙開発プロジェクトを成功させるために、どんな仕事のやり方・進め方をしているのか? 最先端の技術を用いながらも「新人は『メール禁止の会議セッティン...
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(3) 駆け出しマネジャーの成長論 7つの挑戦課題を科学する
(著者:中原淳/ 出版社:中央公論新社)
「駆け出しマネジャー」は実務担当者からいかにして生まれ変わり、マネジャーとして働き始め、成果をあげられるようになっていくのか――。企業内人材教育研究の第一人者である東京大学准教授 中原淳氏が、さまざまな統計データやインタビュー調査にもとづ...
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(4) 起業家のように企業で働く
(著者:小杉俊哉/ 出版社:クロスメディア・パブリッシング)
「新しい事業を立ち上げたい」「大きな事業を担当したい」と思ったとき、「起業」というリスクを取らなくても、いま働いている会社の中で、自己成長感を得ながら目標に近づく方法がある。それは「起業家マインドをもって仕事をする」ということ。本書では、...
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(5) 嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え
(著者:岸見一郎、古賀史健/ 出版社:ダイヤモンド社)
フロイト、ユングと並んで「心理学の三大巨頭」と称される、アルフレッド・アドラー。その思想(アドラー心理学)は、「どうすれば人は幸せに生きることができるか」という哲学的な問いに、きわめてシンプルかつ具体的な“答え”を提示することで、欧米では...
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(6) 研修開発入門 会社で「教える」、競争優位を「つくる」
(著者:中原淳/ 出版社:ダイヤモンド社)
企業が社内で研修を企画・立案し、自社に最もフィットした研修を実施・評価していくための入門書。東京大学准教授 中原淳氏編著『企業内人材育成入門』の実践編として、研修講師を任命された現場のマネジャーや、研修の開発を行う人事部の人たちを読者として...
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(7) 雇用改革の真実
(著者:大内伸哉/ 出版社:日本経済新聞出版社)
昨今、雇用制度改革に関する議論が盛んに行われているが、誤解や偏見に基づく意見も少なくない。このままでは議論されている改革が、世間の評判とは反対のメリット、デメリットをもたらすこともある。それでは、どうすれば誰もが働きやすい社会をつくること...
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(8) 「自分ごと」だと人は育つ―博報堂で実践している新入社員OJT 1年間でトレーナーが考えること―
(著者:博報堂大学/ 出版社:日本経済新聞出版社)
新入社員の育成は、企業が頭を悩ませている重要なテーマの一つ。さまざまな研修が行われているが、OJTに関しては、現在はあまり機能しなくなったと言われることが多い。はたして効果的なOJTとはどういうものなのか――。...
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(9) シリアル・イノベーター 「非シリコンバレー型」イノベーションの流儀
(著者:アビー グリフィン、レイモンド L プライス、ブルース A ボジャック 監訳:市川文子、田村大 訳:東方正美/
出版社:プレジデント社)
起業家精神を底流に持つ「シリコンバレー流」イノベーション。この手法を取り入れようと、多くの伝統的日本企業が挑戦してきたが、成功例を耳にしたことはあっただろうか。専門・細分化され、高いピラミッド構造を成す大企業の組織形態は、イノベーションを...
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(10) 人事と法の対話――新たな融合を目指して
(著者:守島基博、大内伸哉/ 出版社:有斐閣)
働く環境が大きく変化していく中、人事管理と労働法は敵対するものなのか。両者が協力して、人を幸せにする雇用のあり方を作ることはできないのか――。本書では「限定正社員」「雇用の多様化」「解雇規制緩和」「高年齢者の活用」「ブラック企業」など...
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(11) 「好き嫌い」と経営
(編著:楠木建/ 出版社:東洋経済新報社)
企業の戦略ストーリーの創造は、経営者の直観やセンスに大きく依存している。その根底には、その人を内部から突き動かす「好き嫌い」がある――。本書では、ベストセラー『ストーリーとしての競争戦略』で著名な楠木建氏が、14人の経営者との「好き嫌い」...
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(12) 世界の伸びている中小・ベンチャー企業は何を考えているのか?
(著者:安西洋之/ 出版社:クロスメディア・パブリッシング)
リサーチ費用がふんだんにあるわけでもない、中小・ベンチャー企業が海外でビジネスをするには、何から手をつけたらよいのか。日本の中小企業の経営者は、有名企業や神話起業家のグローバル戦略ケースを手に取り「やっぱり、うちには縁のない話だ」とた...
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(13) チームが機能するとはどういうことか――「学習力」と「実行力」を高める実践アプローチ
(著者:エイミー・C・エドモンドソン 訳:野津智子/ 出版社:英治出版)
これまでの「チーム」とは、スポーツチームや音楽家のグループのように、物理的に同じ場所にいて、信頼を築く時間がある、固定された集団だった。しかし現在は、メンバーは世界中にいて、目的達成とともに解散する、流動的な集団へと変わりつつある。いま、...
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(14) 伝え方が9割
(著者:佐々木圭一/ 出版社:ダイヤモンド社)
コピーライターとして活躍してきた著者の佐々木圭一氏は、入社当時ダメな社員だったという。その佐々木氏が、なぜヒットを連発するコピーライターになれたのか。また、どのようにして国際的なクリエーターとなり、多くの人の支持を得ることができたのか...
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(15) 独裁力 ビジネスパーソンのための権力学入門
(著者:木谷哲夫/ 出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)
これまでの経営書、リーダーシップ論ではあまり取り上げられてこなかったが、リーダーにとっては大いに関心のあるであろうテーマ「独裁力」にスポットを当てた一冊。著者は、「リーダー力=コンセプト力(構想力)+独裁力(組織を動かす力)」であると...
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(16) 部下を持ったら必ず読む 「任せ方」の教科書
「プレーイング・マネージャー」になってはいけない
(著者:出口治明/ 出版社:KADOKAWA/角川書店)
なぜ「部下の相談」に乗ってはいけないのか――。60歳でライフネット生命を設立、その後数年でマザーズ上場を果たし、保有契約件数20万件を超える規模にまで成長させた出口治明氏が、強い組織を作るためにリーダーに求められる「マネジメント」について論...
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(17) プロフェッショナルマネジャーの仕事はたった1つ
(著者:髙木晴夫/ 出版社:かんき出版)
本書は、NHK「白熱教室JAPAN」にも出演した人気教授・髙木晴夫氏が、約3カ月間、7回にわたって慶應ビジネス・スクールで行った「白熱のマネジメント特別講義」の内容と質疑応答をまとめたもの。
「自分はマネジャーに向いていないのでは」「自分にはマ...
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(18) ホワイト企業 サービス業化する日本の人材育成戦略
(著者:高橋俊介/ 出版社:PHP研究所)
ブラック企業が人を使い捨てにする企業とすれば、ホワイト企業とは初期キャリアにおいて若者を成長させる企業、働きがいのある企業、さらには社会における雇用の質を向上させる企業といえるでしょう。 ホワイト企業を、たんに退職率が低い企業、働きや...
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(19) ホワイト企業 女性が本当に安心して働ける会社
(監修:経済産業省/ 出版社:文藝春秋)
残業は原則禁止。家族が一緒に暮らせるよう転勤を配慮してくれる。出産してもキャリアアップできる。女性パワーによるヒット商品がある。イクメンにやさしい――。女性が「働きやすく」「活躍しやすい」そんな「ホワイト企業」の存在を知ってもらおう...
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(20) リーダーシップ・マスター 世界最高峰のコーチ陣による31の教え
(編著者:マーシャル・ゴールドスミス、ローレンス・S・ライアンズ、サラ・マッカーサー 監訳:久野正人 解説:細川 馨 訳:中村安子/
出版社:英治出版)
「多様な視点から『リーダーシップの実践知』を凝縮した一冊」――野中郁次郎(一橋大学名誉教授)『人を助けるとはどういうことか』のエドガー・H・シャイン、リーダー・トゥ・リーダー・インスティテュート(旧ドラッカー財団)理事長のフランシス...
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(1) ウォール・ストリート・ジャーナル ザ・マネジメント
(著者:アラン・マーレイ 監訳:小野由美子 訳:高橋璃子/ 出版社:かんき出版)
企業を取り巻く環境がますます厳しくなる中、リーダーとして成功するにはどうすればいいのか――。ウォール・ストリート・ジャーナルのワシントン支局長を10年以上務め、大手企業のCEOへのインタビューを数多く行ってきた著者のアラン・マーレイが、マネジメントという幅広いテーマの中から、グローバルなビジネス社会で通用するリーダーになるためのポイントをわかりやすく解説する。
ドラッカーやマイケル・ポーター、クレイトン・クリステンセンなど、マネジメント論の第一人者の理論をコンパクトに整理しているほか、世界の企業トップがどんな課題に直面し、どのように対応してきたのか、具体的なエピソードも紹介。リーダーシップ、モチベーション、グローバル化などさまざまな切り口から、短時間で手軽にマネジメントに関する知識を身につけることができる。初めてリーダーになる人から時代の変化に対応しようとしているベテランリーダーまで、幅広い層の人の参考になるヒントが満載の一冊。
【掲載URL】http://www.kanki-pub.co.jp/pub/book/details/9784761269593
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(2) 宇宙に挑むJAXAの仕事術
(著者:宇宙航空研究開発機構(JAXA)/ 出版社:日本能率協会マネジメントセンター)
まさに宇宙のように果てしない使命を持って日々の仕事に挑む、JAXA。決して失敗が許されない大型宇宙開発プロジェクトを成功させるために、どんな仕事のやり方・進め方をしているのか? 最先端の技術を用いながらも「新人は『メール禁止の会議セッティング』からスタート」「仕事を覚えるコツは『全員が納得する議事録を作ること』」「少しでもヒマがあったらコーヒーを持って人に会いに行け」など、その働き方はとてもアナログで人間臭いもの。しかし、そこにこそNASAをはじめとして世界中から賞賛される「和」の仕事術があった――。
本書では、JAXAの知られざるノウハウを紹介。ミッションを確実にするリスク管理や、入職2年目にプロジェクトを任せる若手育成など、「ミスを防ぐ」「人を育てる」「情報を活用する」「組織力を上げる」「一体感を強くする」をテーマに、どんな仕事にでも応用できるヒントが満載だ。宇宙ファンだけでなく、幅広い層の方からの支持を集めている一冊。
【掲載URL】http://shop.jmam.co.jp/book/1292401_1453.html
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(3) 駆け出しマネジャーの成長論 7つの挑戦課題を科学する
(著者:中原 淳/ 出版社:中央公論新社)
「駆け出しマネジャー」は実務担当者からいかにして生まれ変わり、マネジャーとして働き始め、成果をあげられるようになっていくのか――。企業内人材教育研究の第一人者である東京大学准教授 中原淳氏が、さまざまな統計データやインタビュー調査にもとづきながら、マネジャーの成長について解説する。
いま駆け出しマネジャーたちは、突然化・二重化・多様化・煩雑化・若年化という5つの職場環境の激変によって、実務担当者からマネジャーへの移行を阻害されている。また、良いマネジャーになるためには、部下育成、目標咀嚼、政治交渉、多様な人材活用、意思決定、マインド維持、プレマネバランスといった、7つの挑戦課題を克服しなければならない。そのためにはどうすればいいのか、人材育成研究の知見と現場への聞き取り調査をもとに、中原氏が明らかにしていく。また、人事担当者・経営者がマネジャーの躍進のために、どんな支援を行うべきかについても言及。全ての人事担当者必読の一冊となっている。
【掲載URL】http://www.chuko.co.jp/laclef/2014/05/150493.html
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(4) 起業家のように企業で働く
(著者:小杉俊哉/ 出版社:クロスメディア・パブリッシング)
「新しい事業を立ち上げたい」「大きな事業を担当したい」と思ったとき、「起業」というリスクを取らなくても、いま働いている会社の中で、自己成長感を得ながら目標に近づく方法がある。それは「起業家マインドをもって仕事をする」ということ。本書では、マッキンゼー、アップルなどを経てベンチャー支援を行いながら、慶應義塾大学で人気授業の教鞭をとる小杉俊哉氏が、これまでに出会ってきた「起業家」マインドを持った企業人たちの事例を紹介。著名人のアントレプレナーシップ(起業家精神)に関するする格言なども引用しながら、社内で「起業家」のように考え、働いていくことの重要性について解説する。
会社というリソースを使って、どのように仕事をしていけばいいのか。また、異動、出向、撤退業務など、「転機」を作るためのチャンスをどう掴めばいいのか――。ゼミの卒業生に対して手紙を書くというスタイルで、小杉氏が若いビジネスマンたちに熱いメッセージを贈る。
【掲載URL】http://www.cm-publishing.co.jp/9784844373292/
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(5) 嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え
(著者:岸見一郎、古賀史健/ 出版社:ダイヤモンド社)
フロイト、ユングと並んで「心理学の三大巨頭」と称される、アルフレッド・アドラー。その思想(アドラー心理学)は、「どうすれば人は幸せに生きることができるか」という哲学的な問いに、きわめてシンプルかつ具体的な“答え”を提示することで、欧米では絶大な支持を集めている。
本書は、「青年と哲人の対話」という物語形式でアドラー心理学を紹介することで、こうしたジャンルの書籍にはあまりなじみのない層にも受け入れられ、ベストセラーに。人事関連の専門書ではないが、「すべての悩みは対人関係の悩みである」「承認欲求を否定する」「対人関係のゴールは共同体感覚」「仕事の本質は、他者への貢献」など、企業の中で「人」に関わる人事担当者、経営者・管理職からすれば大変関心の高い言葉が数多く語られることで、「HRアワード2014」書籍部門にノミネートされることになった。人間らしく働いていくためのヒントを与えてくれる、人事担当者必見の一冊と言えるだろう。
【掲載URL】http://www.diamond.co.jp/book/9784478025819.html
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(6) 研修開発入門 会社で「教える」、競争優位を「つくる」
(著者:中原淳/ 出版社:ダイヤモンド社)
企業が社内で研修を企画・立案し、自社に最もフィットした研修を実施・評価していくための入門書。東京大学准教授 中原淳氏編著『企業内人材育成入門』の実践編として、研修講師を任命された現場のマネジャーや、研修の開発を行う人事部の人たちを読者として想定している。
組織論(人材開発研究)の諸研究の知見のほか、企業の教育関係者の実践知を集結。研修全体を俯瞰する形で、理論と実務の両面から、体系だてて研修開発について解説する。
研修をテーマにした書籍では、プレゼンテーションやファシリテーションなど、研修そのものの技法を取り上げることが多い。しかし、本書は研修の前段階である企画や、経営トップや現場マネジャーのステークホルダー化、研修後のフォローやレポーティングなどももれなく網羅。研修前、研修中、研修後の全てに目配りしながら、「経営に貢献する研修」のあり方、つくり方について詳しく解説する。
【掲載URL】http://www.diamond.co.jp/book/9784478027257.html
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(7) 雇用改革の真実
(著者:大内伸哉/ 出版社:日本経済新聞出版社)
昨今、雇用制度改革に関する議論が盛んに行われているが、誤解や偏見に基づく意見も少なくない。このままでは議論されている改革が、世間の評判とは反対のメリット、デメリットをもたらすこともある。それでは、どうすれば誰もが働きやすい社会をつくることができるのか――。
「解雇規制の緩和」「限定正社員の導入」「有期雇用や派遣の規制強化」「最低賃金の引き上げ」「育児休業の拡大」「ホワイトカラー・エグゼンプション(労働時間規制の適用除外)の導入」「ワーク・ライフ・バランスへの配慮」といった改革をどう評価すべきなのかについて、今注目される気鋭の論者・大内伸哉氏が労働法学者の視点からその当否を詳しく解説。問題の本質を明らかにしながら、今あるべき働き方のルールを提示していく。人事担当者として、社員のこれからの働き方をどう変えていけばいいのかを考えるためには欠かせない一冊と言えるだろう。
【掲載URL】http://www.nikkeibook.com/book_detail/26248/
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(8) 「自分ごと」だと人は育つ―博報堂で実践している新入社員OJT
1年間でトレーナーが考えること―
(著者:博報堂大学/ 出版社:日本経済新聞出版社)
新入社員の育成は、企業が頭を悩ませている重要なテーマの一つ。さまざまな研修が行われているが、OJTに関しては、現在はあまり機能しなくなったと言われることが多い。はたして効果的なOJTとはどういうものなのか――。
本書では、株式会社博報堂における「新入社員OJT」の取り組みを詳しく紹介。2007年から、従来型の新入社員教育の見直しに取り組み、教育研究者や外部コンサルタントからの助言を得ながら、約4年にわたる試行錯誤を経て、2011年にひとつの新しい新入社員OJTのアプローチを社内テキストという形で整理した。それをもとにエッセンスを新しく書き下ろし、2年の時間をかけて、書籍として出版。多くの企業の人材開発担当者から、注目を集めた。同社の新入社員OJTは決して完成形ではなく、現在進行形で進化中とのことだが、企業の人材開発担当者にとっては新人育成のヒントが満載の書籍と言えるだろう。
【掲載URL】http://www.nikkeibook.com/book_detail/31873/
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(9) シリアル・イノベーター 「非シリコンバレー型」イノベーションの流儀
(著者:アビー グリフィン、レイモンド L プライス、ブルース A ボジャック
監訳:市川文子、田村大 訳:東方正美/出版社:プレジデント社)
起業家精神を底流に持つ「シリコンバレー流」イノベーション。この手法を取り入れようと、多くの伝統的日本企業が挑戦してきたが、成功例を耳にしたことはあっただろうか。専門・細分化され、高いピラミッド構造を成す大企業の組織形態は、イノベーションを阻害することはあってもそれを促進することは稀だろう。そんな中にあって、次々と画期的なブレークスルーを生み出す人材がいる。それが「シリアル・イノベーター」だ。
本書は、10年余りに渡って米国大企業のシリアル・イノベーターを幅広い業種に渡って調査し、その行動・心理特性を分析、彼らが能力を発揮する環境を明らかにし、またその発掘・育成からマネジメントのあり方に至るまでを詳述した労作。P&Gやヒューレット・パッカードなど、日本でもなじみ深い企業でシリアル・イノベーターがイノベーションを巻き起こすまでを描いたケースも豊富に紹介する。新しい切り口のイノベーション本として、日本企業の人事担当者から支持を集めている。
【掲載URL】http://presidentstore.jp/books/products/detail.php?product_id=1924
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(10) 人事と法の対話――新たな融合を目指して
(著者:守島基博、大内伸哉/ 出版社:有斐閣)
働く環境が大きく変化していく中、人事管理と労働法は敵対するものなのか。両者が協力して、人を幸せにする雇用のあり方を作ることはできないのか――。本書では「限定正社員」「雇用の多様化」「解雇規制緩和」「高年齢者の活用」「ブラック企業」など、いま注目されるテーマを数多くピックアップ。一橋大学教授 守島基博氏、神戸大学 大内伸哉氏という、人材マネジメント論と労働法の第一線の研究者が、それぞれの立場から人事に関する多様なテーマについて見解を提示する。新たな人材マネジメントのあり方を、人事管理と労働法の対話から考える一冊だ。
本書で語られる内容は、全て企業の現場を想定したもの。人事管理の実務家に対して、いま何が課題になっていて、どのように解決すればいいのか、そのヒントを与えてくれる。 現在を知り、5年後、10年後の人事を見据える上でも、人事管理担当者には欠かせない一冊と言える。
【掲載URL】http://www.yuhikaku.co.jp/books/detail/9784641144521
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(11) 「好き嫌い」と経営
(編著:楠木建/ 出版社:東洋経済新報社)
企業の戦略ストーリーの創造は、経営者の直観やセンスに大きく依存している。その根底には、その人を内部から突き動かす「好き嫌い」がある――。本書では、ベストセラー『ストーリーとしての競争戦略』で著名な楠木建氏が、14人の経営者との「好き嫌い」に関する対話を通じて、経営や戦略の淵源に迫る。
本書に登場するのは、永守重信氏(日本電産)、柳井正氏(ファーストリテイリング)、藤田晋氏(サイバーエージェント)、重松理氏(ユナイテッドアローズ)、出口治明氏(ライフネット生命保険)、星野佳路氏(星野リゾート)、大前研一氏(ビジネスブレークスルー、経営コンサルタント)など、いま注目される経営者ばかり。楠木氏が経営者との好き嫌いに関する対談を通じて、経営を考えるときに避けては通れない動因と戦略構想の基底にある直観の源泉に迫っていく。リーダーシップや組織変革について考える上で、人事にとっても大いに参考になる一冊。
【掲載URL】http://store.toyokeizai.net/books/9784492533444/
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(12) 世界の伸びている中小・ベンチャー企業は何を考えているのか?
(著者:安西洋之/ 出版社:クロスメディア・パブリッシング)
リサーチ費用がふんだんにあるわけでもない、中小・ベンチャー企業が海外でビジネスをするには、何から手をつけたらよいのか。日本の中小企業の経営者は、有名企業や神話起業家のグローバル戦略ケースを手に取り、「やっぱり、うちには縁のない話だ」とため息をつくことになる……。本書は、その穴を埋めるための一冊。海外の中小・ベンチャー企業の実情やノウハウを、日本の中小・ベンチャー企業経営のヒントとして与えてくれる。
ヨーロッパを中心とした海外の中小企業では、いかにビジネスを行っているのか。イタリア、米国、ドイツ、フランス、英国、日本の元気な中小・ベンチャー企業が元気な会社への取材を通して、ビジネスモデル、海外ビジネスにおけるコツ、異文化対応などの面を明らかにしていく。また、ミラノ在住のビジネスプランナーである著者の実感から得られたヨーロッパ企業の「シリコンバレーへの敗北感のなさ」は、新鮮な切り口で大変興味深い。
【掲載URL】http://www.cm-publishing.co.jp/9784844373636/
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(13) チームが機能するとはどういうことか――「学習力」と「実行力」を高める実践アプローチ
(著者:エイミー・C・エドモンドソン 訳:野津智子/ 出版社:英治出版)
これまでの「チーム」とは、スポーツチームや音楽家のグループのように、物理的に同じ場所にいて、信頼を築く時間がある、固定された集団だった。しかし現在は、メンバーは世界中にいて、目的達成とともに解散する、流動的な集団へと変わりつつある。いま、チームを機能させるためには何が必要なのか?
トヨタ、IDEO、チリ鉱山落盤事故救出チーム、北京五輪会場設計チーム……。20年以上にわたって多様な人と組織を見つめてきた、ハーバード・ビジネススクール教授 エイミー・C・エドモンドソン氏が、「チーミング」という概念をもとに、学習する力、実行する力を兼ね備えた新時代のチームの作り方を描く。
「リーダーシップ」「チームワーク」をメインテーマとする本書は、経営者から現場のリーダー、マネジャーまで幅広く支持されている。難しい理論ではなく平易な言葉で分かりやすく書かれており、人事の実務にも取り入れやすい情報が満載の一冊。
【掲載URL】http://www.eijipress.co.jp/book/book.php?epcode=2182
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(14) 伝え方が9割
(著者:佐々木圭一/ 出版社:ダイヤモンド社)
コピーライターとして活躍してきた著者の佐々木圭一氏は、入社当時ダメな社員だったという。その佐々木氏が、なぜヒットを連発するコピーライターになれたのか。また、どのようにして国際的なクリエーターとなり、多くの人の支持を得ることができたのか……。
本書は、佐々木氏が膨大な量の言葉やキャッチコピーを見続け、研究してきた中で得た「伝え方には共通のルールがある」「感動的な言葉は、つくることができる」という確信を、体系的にまとめた一冊。料理のレシピのように、誰でも言葉をつくれるようにわかりやすく法則化することで、幅広い読者層から支持を集めている。
企業内で多くの人材とコミュニケーションをとる必要がある人事担当者は、言葉や伝え方に敏感でなければならない。人の心を揺さぶるにはどうすればいのか――人事担当者にとって学ぶ点が多い一冊と言えるだろう。
【掲載URL】http://www.diamond.co.jp/book/9784478017210.html
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(15) 独裁力 ビジネスパーソンのための権力学入門
(著者:木谷哲夫/ 出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)
これまでの経営書、リーダーシップ論ではあまり取り上げられてこなかったが、リーダーにとっては大いに関心のあるであろうテーマ「独裁力」にスポットを当てた一冊。著者は、「リーダー力=コンセプト力(構想力)+独裁力(組織を動かす力)」であるとし、独裁力の重要性を説く。
なぜリーダーに独裁力が必要なのか? その説明として著者からは「人数が増えると、自分のビジョンに熱く共感する人ばかりを相手にするわけにはいかなくなる」「プロの経営者にとっては、あくまで勝つことが目的で、強みを生かすのは手段にすぎない」など、印象的な言葉が述べられる。
読者の約8割が30~60代の男性で、その多くがビジネスマン、特に管理職の人たちだという。「権力という言葉の意味合いがわかりました」「営業職に就いていますが、その仕事の中でも根回し的な独裁力が必要な場合が多々あり、管理職でなくても参考になりました」などの感想が寄せられているそうだ。
【掲載URL】http://www.d21.co.jp/shop/isbn9784799314777
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(16) 部下を持ったら必ず読む 「任せ方」の教科書
「プレーイング・マネージャー」になってはいけない
(著者:出口治明/ 出版社:KADOKAWA/角川書店)
なぜ「部下の相談」に乗ってはいけないのか――。60歳でライフネット生命を設立、その後数年でマザーズ上場を果たし、保有契約件数20万件を超える規模にまで成長させた出口治明氏が、強い組織を作るためにリーダーに求められる「マネジメント」について論じる。上司とは何か、部下にはどのように指示すればいいのか。“任せたいのに、任せられない”というリーダーに、ぜひ読んでほしい一冊だ。
日本企業のマネジャーの多くはプレーイング・マネジャーだが、出口氏は「プレーイング・マネジャーは置くべきではない」という。本書では「任せる」とはどういうことなのか、具体的な指標を示しながら詳しく解説していく。
「人をどのように使い」「どのように任せて」「どのように組み合わせて」いけば、強いチームができ上がるのか――組織のリーダーにとっての重要課題を考えるためのヒントが満載の一冊。
【掲載URL】http://www.kadokawa.co.jp/book/bk_detail.php?pcd=321304000205
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(17) プロフェッショナルマネジャーの仕事はたった1つ
(著者:髙木晴夫/ 出版社:かんき出版)
本書は、NHK「白熱教室JAPAN」にも出演した人気教授・髙木晴夫氏が、約3カ月間、7回にわたって慶應ビジネス・スクールで行った「白熱のマネジメント特別講義」の内容と質疑応答をまとめたもの。
「自分はマネジャーに向いていないのでは」「自分にはマネジメントの才能がないのでは」と思い悩んでいる人たちは多いが、その多くは「優れたマネジャーとはたぐいまれなる人間的魅力を持っている」あるいは「圧倒的な実務の専門能力を有している」と思っているふしがある。しかし、髙木氏はそれを「行き過ぎた考え」だとし、優れたマネジャーは、「マネジメントに最も大切なたった1つのこと」を実践しているという。果たして、それはどのようなものなのか?
いかにして部下のモチベーションを高めて、部下を動かせばいいのか。特に30、40代のミドルマネジャーがマネジメントに成功し、自らのキャリアを切り拓いていくために実用的な内容になっている。
【掲載URL】http://www.kanki-pub.co.jp/pub/book/details/9784761269333
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(18) ホワイト企業 サービス業化する日本の人材育成戦略
(著者:高橋俊介/ 出版社:PHP研究所)
ブラック企業が人を使い捨てにする企業とすれば、ホワイト企業とは初期キャリアにおいて若者を成長させる企業、働きがいのある企業、さらには社会における雇用の質を向上させる企業といえるでしょう。 ホワイト企業を、たんに退職率が低い企業、働きやすい企業と考えるのは、大きな誤りなのです(「序章」より)
日本企業における雇用の質が著しく劣化してきている。ピラミッド型組織におけるタテ型OJTは崩壊し、ローテーション人事はもはや通用しない。人を育てず使い捨てにする会社は「ブラック企業」と批判され、仕事にやりがいを見出せない若者は3年で退職する……。そんな中でも、20代が辞めずに生き生きと働く企業は確かに存在する。スターバックスジャパン、サイバーエージェント、ベネッセ――これらの企業は、一体何が違うのか。人事・組織論の第一人者が、現代の日本企業が抱える問題点と対策を解き明かす。“ふつうに働く”ことが難しい時代に対応した人事モデルを提供する、人づくりの教科書。
【掲載URL】http://www.php.co.jp/books/detail.php?isbn=978-4-569-81737-8
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(19) ホワイト企業 女性が本当に安心して働ける会社
(監修:経済産業省/ 出版社:文藝春秋)
残業は原則禁止。家族が一緒に暮らせるよう転勤を配慮してくれる。出産してもキャリアアップできる。女性パワーによるヒット商品がある。イクメンにやさしい――。女性が「働きやすく」「活躍しやすい」そんな「ホワイト企業」の存在を知ってもらおうと、経済産業省が「ダイバーシティ経営企業100選」というプロジェクトのもと、優良企業を選定している。本書では、有名な大企業から知る人ぞ知る穴場の中小企業まで、「ホワイト企業」に選ばれた25社を紹介。女性が活躍できる会社をどう作っていけばいいのか、そのヒントを示していく。
今後、日本の経済、社会はどう変化するのか。そのなかで、女性が活躍できる業界、職種はどこなのか……。「ホワイト企業」へ就職する方法や、会社のなかでの働き方などについても言及。さらに「ホワイトな働き方」を実践している女員8名が登場し、結婚、出産、家事、育児と仕事の両立方法を明かす。就職活動中の学生だけでなく、人事担当者にとっても参考になる一冊。
【掲載URL】http://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784163768403
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(20) リーダーシップ・マスター 世界最高峰のコーチ陣による31の教え
(編著者:マーシャル・ゴールドスミス、ローレンス・S・ライアンズ、サラ・マッカーサー
監訳:久野正人 解説:細川 馨 訳:中村安子/出版社:英治出版)
「多様な視点から『リーダーシップの実践知』を凝縮した一冊」――野中郁次郎(一橋大学名誉教授)
『人を助けるとはどういうことか』のエドガー・H・シャイン、リーダー・トゥ・リーダー・インスティテュート(旧ドラッカー財団)理事長のフランシス・ハッセルバインら、リーダーシップと組織開発のプロフェッショナル38名が、リーダーを目指す人、リーダーを育てる人に向けて、珠玉のアドバイスを贈る。
マイクロソフト社が全社をあげて計画・実行したリーダーシップ開発プロジェクトの全貌から、エグゼクティブ・コーチングの第一人者マーシャル・ゴールドスミス氏による組織変革のメソッドまで、記されている内容は多岐にわたる。組織行動やコーチングの大家たちの理論・経験をまとめたエッセイ集とも言える本書は、経営者や新任マネジャー、人事担当者など、多様な人々の悩みや成長に対する実践的なヒントに満ちた一冊だ。
【掲載URL】http://www.eijipress.co.jp/book/book.php?epcode=2164
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