株式会社Curio School(キュリオスクール) Co-founder(共同創業者) 取締役
若松 誉典氏
本ワークショップは、事業開発の責任者、チームを見ている支援者層が対象です。デザイン思考を活用して事業開発に挑む企業が増えていますが、試行錯誤を伴う活動の中、うまくいっている企業ばかりではありません。そこには、デザイン思考に加え、いくつか成功の要諦がありそうです。本ワークショップでは、事業開発に携わる皆さん同士で、直面している課題を共有し、弊社の知見も交えアプローチを検討します。
―― 今回の貴社講演はどのような課題をお持ちの方向けの内容でしょうか?
VUCA時代の生き残りをかけ、多くの企業が新規事業開発を重要課題としています。そして、新規事業開発にあたっては、シリコンバレーのイノベーター達が活用するデザイン思考を取り入れる動きが増えています。
しかし、事業開発にデザイン思考を取り入れたにもかかわらず、
・アイデアをカタチにしきれずに、取り組みが止まってしまう
・ユーザーテスト、フィードバックを受けて、この後、どう進めていいかわからない
・チームと事業開発責任者とで、事業開発の考え方、進め方の認識に違いがある
といった課題に直面している企業が少なくありません。
本講演は、事業開発・商品開発を重要課題と位置づける企業で、
・事業開発にデザイン思考を取り入れているが、うまくいっていない
・チームが挑戦する支援・仕組みを事業開発責任者としてどう提供するか
上記に課題意識のある事業開発責任者、事業開発に関わる人材の育成責任者層を対象としています。
―― 今回の講演の聞きどころ・注目すべきポイントをお聞かせください。
新規事業開発にデザイン思考を活用している企業、活用を検討している企業は増えてきています。
しかしながら、実際にはうまくいっている企業ばかりではありません。
・デザイン思考を本当に活用できるチーム、人材になっているか
・チームは、健全に議論できる状態を創れているか
・デザイン思考を“回す”ことができているか
・チームが走るプロセス、フェーズごとの評価ポイント等は明確かつ適切か
など、事業創出には、デザイン思考に加えいくつかのポイントがありそうです。
本講演は、新規事業開発にデザイン思考を活用している企業が直面している/直面しうる課題を、参加者のみなさん同士で共有・検討します。その場では以下のようなテーマを取り上げたいと思います。
・デザイン思考を、どれだけ実践できているか。どこで詰まるのか?
・デザイン思考を取り入れ、事業開発に取り組んでいるものの、うまくいかないのはなぜか?
・デザイン思考を身に着けた人材・チームが創造性を最大限発揮するために、どのような支援があるべきか
・事業開発責任者や経営者はチームにどのような関わり方をすべきか
など
事業開発における具体的課題や事例を互いに共有し、実行すべきことを議論しつつ、弊社の取り組みや知見も共有したいと思っています。
参加企業の皆さまが、自社の新規事業創造/新商品開発における課題解決のヒントを得て、事業創造につながっていく機会になれば幸いです。
―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。
CURIO SCHOOLは、事業開発にデザイン思考を取り入れる企業を支援しており、デザイン思考を活用しチームの創造性を高めるいくつかの要諦を見出しています。
弊社事業の「Mono-Coto Innovation」では、その要諦をふまえた企業☓中高生のチームで、“たしかにそんな潜在ニーズはありそう”、“その手があったか”と、聞いた人が思わず唸るユニークな視点・新事業のタネを産み出し、一部は本格的な商品化に向け企業が動き出しています。
本講演は、参加者の抱えている課題をお互いに共有し、事業創造に向けたヒントを学びあう場です。参加の際には自社の課題や状況を積極的に持ち寄っていただきたく思います。
「日本の人事部」「HRカンファレンス」「HRアワード」は、すべて株式会社アイ・キューの登録商標です。
当社はプライバシーマーク取得事業者です。類似のサービスやイベントとの混同にご注意ください。