一般社団法人 中部産業連盟 人材マネジメントコンサルティング部 部長 上席主任コンサルタント
梶屋 宣之氏
管理職のマネジメント行動を変えるには、(1)自らの啓発点を知り(2)変わりたいと主体的に思い行動する(3)その思いを継続させることが重要です。本ワークショップではそのための具体的なポイントを体系的に学んでいただきます。中でも核となる人材アセスメントによるマネジメント行動啓発のための演習と実戦行動の変容に向けてのアクションラーニングの効果をグループワークで体感いただきます。
―― 今回の貴社講演はどのような課題をお持ちの方向けの内容でしょうか?
現在の組織運営では、ますますマネジメントが重要となっていますがこんな悩みをお持ちではないでしょうか。
1.管理者のマネジメント行動を定着させたい
2.研修を実施したが現場に戻ると元の木阿弥(もくあみ)
3.実践行動につながるマネジメント研修を探している
4.管理者のマネジメント行動を変えたい!
しかし、近年は少数精鋭でプレイングマネージャーも多く、日ごろからマネジメントを振り返る機会は極めて少なくなっています。また、マネジメントの知識を習得するのみでは、なかなか行動は変わりません。マネジメント行動を変革していくためには、受講者自身が自己のマネジメントを深く振り返り、日常の仕事をとおして行動を啓発することが大切です。
今回は、マネジメント行動変革のためのポイントを体系化してお伝えするとともに、演習の効果をグループワークで体感することで、これらの課題を解決するためのアプローチ方法を感じ取っていただきます
―― 今回の講演の聞きどころ・注目すべきポイントをお聞かせください。
中産連では、25年前から人材アセスメント研修の手法を取り入れ、マネジメント行動の強化を支援してまいりました。最近は「マネジメント研修を実施してみたが、受けた時は納得しても職場に帰るとまったく忘れてしまう」あるいは「研修を研修で終わらせず実際のマネジメント行動をしっかりと変えていく方法はないか」といったご要望を数多くお聞きするようになりました。そこで以下のようなステップでマネジメント行動変革を推進するケースが多くなっています。
マネジメント行動を変えるために
(1)自らの啓発点を知り
(2)変わりたいと主体的に思い行動する
(3)その思いを継続させる
以上が重要と捉え、適切なプログラムを設計する。
アプローチ方法はいくつかありますが、最も効果的なのが(1)のステップで「人材アセスメント」の手法を、(2)のステップでは「アクションラーニング」の手法を活用するものです。
「人材アセスメント」や「アクションラーニング」と聞くと「自社には難しくて……」といった意見も聞かれますが、そうではないのです。一般的なマネジメントの講義を聞くよりも受講生が演習に熱中しやすく、高い効果を得ることができるのです。
今回は、マネジメントの行動変革を起こすためのプログラムのポイントを理解していただくとともに、実際に「人材アセスメント」や「アクションラーニング」を体感し、人材育成のためのヒントをお持ち帰りいただくことが可能となります。
―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。
今回はマネジメント行動を浸透させるプログラムの中でも「体験学習(人材アセスメント)」や「アクションラーニング」の一部を体感していただくことを中心に運営いたします。「体験学習やアクションラーニングというのはこういうことなのだ」と感じ取ることができますので、ぜひ、お気軽にご参加ください。
特に、日頃からマネジメント力の開発に取り組み、課題をお持ちの方々にお集まりいただき、グループワークをとおして他社の皆さまと交流する中で、相互に良い影響を受けられるものと考えています。マネジメント行動改革のためのアプローチ方法を踏まえ、皆さまも我々も大いに学ぶ2時間にして行きたいと思います。
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