――　今回の貴社講演はどのような課題をお持ちの方向けの内容でしょうか？

昨今、働きやすさの改革は実施されても、働きがいの改革には注力できていないことから、組織へのエンゲージメントが高まらず、個人のモチベーションやパフォーマンスが上がらない企業が増えています。職場では、短時間でパフォーマンスを上げることが今まで以上に求められる中、フォーマルなコミュニケーションも、インフォーマルなコミュニケーションも、質量ともに圧倒的に減少し、人が互いに関わりあったり、学び合ったり、高め合ったりする機会は無くなってきています。働きがいを取り巻く環境はますます厳しさを増しているのです。

弊社では、2018年・2019年と2年連続でGPTW No.1に輝いた株式会社コンカー様との取り組みの中で、働きがい醸成のための新法則を発見しました。もし、組織の「働きがい」が最大限に醸成されたら、人材・組織にとってどのような未来がやってくるのでしょうか？

組織に働きがいがなければ、折角の働きやすさの施策は頓挫し、閉塞感のみが残り、成長し続けていくことは困難となります。そのためにも、現在の働きがいの状態を直視し、どんな未来を描き、どんな考え方やアプローチが大切かを再考していくことが大切です。ぜひこの機会に「働きがい醸成」についての気づきや学びを深めてみてはいかがでしょうか。ご来場を心よりお待ち申し上げております。

――　今回の講演の聞きどころ・注目すべきポイントをお聞かせください。

弊社（株）ブライトは、働きがい醸成をはじめとした組織風土改革及び経営層・管理職層のリーダーシップ開発を主なテーマとし、人間力と組織力を同時に高めるというコンセプトを持った稀有な会社です。

私は、かつて株式会社リクルートキャリア・人事マネージャー時代に、第１回GPTW「働きがいのある会社」ランキングでNo.1となった経歴があります。人やチームが活き活きしながらも、高いパフォーマンスを発揮していくために成すべきことを、成功・失敗の実体験からも知っております。
また長きにわたり、さまざまな企業で働きがい醸成を実践してきた豊富な実績と、蓄積された事例と想いや考え方がございます。さらに、日々多様な業界でエグゼクティブ・コーチングも行っており、経営層・管理職層のリーダーシップ開発も踏まえた、組織風土改革施策を支援していることも特徴の一つです。お目にかかれますことを、心より楽しみにしております。

――　講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。

当日は、2018年・2019年と2年連続GPTW （働きがいのある会社）No.1に輝いた株式会社コンカーの管理部部長・金澤千亜紀様と一緒に登壇し、働きがいのある会社を創るにあたっての想いやストーリー、また具体的な事例をあますことなくご紹介いたします。またその中で、見えてきた考え方やポイントもお話しし、さまざまな組織への展開のヒントも共有できればと考えております。この機会が、ますます大切になる組織の「働きがい醸成」施策を考える一助となれば幸いです。

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