J-Global 代表取締役
Jon James Lynch氏
日本企業が、グローバル経営をさらに深化させていくには、多様な背景を持つメンバーと言語や異文化の壁を越えて密接に連携し結果を出す仕組みと、そこにかかわるメンバーのマインドセットが欠かせません。本講演ではグローバルプロジェクトを例に、グローバル流と日本流の相違点を洗い出した上で、成功につなげるために必要な要素をどのように高めていくかを具体的にお伝えします。(協賛/日本経済新聞社)
―― 今回の貴社講演はどのような課題をお持ちの方向けの内容でしょうか?
日本企業が長く最大の強みとしてきたのは「人づくり」です。世界経済の先行きに暗雲が漂う中で、日本企業はグローバル経営をさらに深化させていく必要があります。そのためには、多様な背景を持つメンバーと、言語や異文化の壁を越えて密接に連携し、結果を出せる仕組みと、関わるメンバーのマインドセットが欠かせません。
本講演では、具体的なグローバルプロジェクトをモデルに、「グローバル流」と「日本流」の対立のような課題を解決し、チームとして成功するために何が必要なのかを受講生の皆さまと一緒に考えます。これからの事業を牽引する新たな人づくりの在り方を模索されている皆さまに参考になるようにいたします。
―― 今回の講演の聞きどころ・注目すべきポイントをお聞かせください。
グローバル戦略を加速する日本企業の人事部や事業部門の幹部の皆さまの大きな課題は、海外で活躍できる人材をいかに持続的に育てていくかです。国内では「できる社員」であっても、グローバル環境においては、経験の少なさやさまざまなスキルの欠如で実力を発揮できないケースが多いのです。背景には英語コミュニケーション力の弱さがあります。ただ、それ以上に、文化の違い、仕事の進め方の違いなどに起因する根深い課題もあります。
本講演では、グローバルなプロジェクトチームで活躍するのに必要なスキルやマインドセットを持たせていくための研修についてもお話しするとともに、体験型のセッションも予定しています。海外での事業拡大と、国内での優秀な外国人材の活用という「外と内の国際化」に対応できるスキルを身に付けるために必要なさまざまなヒントを提示します。
―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。
講師のジョン・リンチ氏は英国出身であり、法人向けグローバル人材育成の研修を主力とするJグローバル社の代表です。日本のビジネスの強みである「改善・高品質・チームワーク」と、グローバル流の良さである「ストラテジー主導・ブランディング」を知り尽くし、それらをベストミックスさせる経営を実現する人材・組織づくりのコンサルティングを得意としています。講演は日本語と英語を交えて行います。
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