株式会社日本コンサルタントグループ 経営コンサルタント
齋藤 康人氏
多くのOJTトレーナーは、教え方を教わらずにOJT指導をしているようです。また、OJT教育は行っているものの、OJTトレーナーの力量により新人育成に差があったり、管理者が進捗状況を把握ができていなかったりと、多くの企業さまが課題をお持ちです。OJTは「最も頻度が高く重要な教育」です。より効果を発揮し、新人の早期育成につなげるための三つの視点についてお話しいたします。
―― 今回の貴社講演はどのような課題をお持ちの方向けの内容でしょうか?
人事・教育担当者が教育のOJTトレーナーに対して、「教える内容の確認」だけでなく、「教え方を教えている」という企業は、全体の何割程でしょうか?
多くのOJTトレーナーは、「教え方」を知らずに指導をしています。
また、OJT教育を行っている企業でも担当者によって指導内容に差があったり、管理者が教育内容の進捗管理をできていなかったりと、さまざまな課題を抱えているかと存じます。
社内教育の中でも「最も頻度が高く重要な教育」であるOJT教育を、より効果を発揮し、新人の早期育成につながるものにしたい方に、是非聴講をお勧めいたします。
―― 今回の講演の聞きどころ・注目すべきポイントをお聞かせください。
人材育成の三つの手法である、「OJT」、「OFF-JT」、「SD(自己啓発)」はそれぞれ長所と短所があり、バランスをとることでより効果を発揮できます。
本講演では、なかでも重要と言われるOJT教育について、OJTトレーナーが効果的に教育を行えるようになるための施策を、「制度設計」、「運用」、「現場」の3つの視点からお話いたします。OJT教育を「会社の方針・ビジョンを実現するために、必要なスキルとマインドを持った人材を継続的に育成する仕組み」にする考え方をお伝えします。
特に「OJT教育を定着させる仕組み」と、育成指導に関するルール・要領・基準・手順などをまとめた「OJT教育の手引書」については、具体例を用いて説明いたします。
―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。
私共はOJT教育が行われる「現場」に着目し、現場でOJT教育のPDCAサイクルがまわるようにコンサルテーションを行ってまいりました。
本講演では、「離職率低下」、「早期戦力化のスピード向上」などの成功事例をご紹介し、多くの企業が直面している課題に対して、解決の糸口となるお話ができれば幸いです。
聴講される方には、自社のOJT教育の仕組みを再度ご確認いただき、ご参加をいただけますと自社のOJT教育の見直しや課題発見につながるかと存じます。
是非皆さまのご参加をお待ちしております。
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