一般社団法人ほめ育コンサルタント協会 理事
道下 真介氏
採用難の時代に企業が勝ち抜くためには、今いる人材を育成し、より活躍してもらうことが重要です。本講演では、265社が導入し、パワハラとは対極にある手法にもかかわらず、過去最高益を出す企業が続出した業績直結型研修のメカニズムを解説。また、池上彰氏の特番で紹介された内容も踏まえ、なぜ離職率低減に寄与するのかにも迫ります。人事が業績に直結する研修を企画するための方策を示します。(協賛/株式会社スパイラルアップ)
―― 今回の貴社講演はどのような課題をお持ちの方向けの内容でしょうか?
労働人口が減少するなか、多くの企業が人材の確保や人材育成の必要性を感じているのではないでしょうか。
採用募集費が上がり続けている、人材を集めるために賃金を上げて募集をかけるしかない、入社したスタッフがすぐに退職してしまう。
良かれと思って伝えたアドバイスがパワハラととらえられる。教育だとかかわった結果、辞めてしまう。こちらの思いとは違う部分が伝わっているのは、日ごろのコミュニケーションが原因ではないでしょうか。
スタッフが働く理由、そして退職する理由を理解していますか? 会社や組織のことを理解しようと努めていますか?人が大切であることは理解し、さまざまな施策を打っているのにもかかわらず、それが伝わっていないことが何よりもったいない事柄といえます。
人の力でまだまだ売上は伸び、離職は止まります。当社の【ほめ育】は、やる気のでない年配社員から古参に怯える新人スタッフまで、それぞれ長所を引き出し、価値に変えることが出来る内容です。
―― 今回の講演の聞きどころ・注目すべきポイントをお聞かせください。
人材育成には七つのポイントがあります。共感する、焦点を合わせる、基準を持つ、ほめる、感謝する、行動であらわす、システムを活用する。これらが機能してはじめて、人が育つ環境が整えられ、業績を伸ばすことができます。
現行の人事制度では限界があるのは、何かが抜けているのかもしれません。【ほめ育】は、「ほめて育てる教育」の略語です。人を育てるためには、ほめるという行為が必要になりますが、残念ながら何もかもほめてしまうと、人は成長しません。間違えたほめをすることで、マイナスに作用することさえあります。
今回の講演では、七つのポイントごとに使えるコツと、ほめ育マネジメントに活用できるツールをご紹介します。
経営者やリーダーの思いが現場に伝わっていないことが多いのではないでしょうか。また、逆に若いスタッフの意見が上司や会社に伝わっていない場面もよく見られることです。
これからの時代はスタッフ全員で組織を創っていくのはもちろん、外国人の登用も視野に入れる必要も考える企業が増えているのではないでしょうか。【ほめ育】は海外での実績も多くあります。
他の人材育成組織研修との違いは業績に連動していることです。スタッフの能力を伸ばす、成長が必要と考えているのであれば、ぜひご参加ください。実例とともに、ほめ育のマネジメントをお伝えします。
―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。
人材を育成する仕事は、悩みが尽きない仕事といえます。現在お持ちの課題を明確にした上でご参加いただけると、今回お伝えする内容が実際にどう生かせるのかを理解しやすくなります。人はそのかかわり方次第で必ず成長します。会社組織へ貢献する行動をするようになります。
スタッフをほめる、認める、育てることを決めている方はご参加いただければ、持ち帰り、生かせる内容をお伝えさせていただきます。
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