――　今回の貴社講演はどのような課題をお持ちの方向けの内容でしょうか？

現在、「日本の働き方そのもの」に疑問符が投げかけられるとともに、「生産性向上」が急務の対応として求められています。また、「働き方の世代間ギャップ」も浮き彫りになり、「営業部門」は特にその兆候が顕著で、「次期マネジャークラス」が育っていないのが現状です。

「現代に求められる働き方」に適応しつつ、「営業の生産性向上」を確実に実現するには、「バブル世代～氷河期世代～ゆとり世代～さとり世代」の「世代間の考え方の違い」を埋めること。また、「ベテラン社員・中堅社員・新人社員・男性社員・女性社員・再雇用者」の「経験や性別」を問わず、取り組むことのできる「効果的かつ効率的な営業人材の働き方」を再構築することが不可欠です。

大きなヒントとなるのは「日本が世界に誇る製造業」。本講演では、「トヨタ生産方式」から紐解いて応用開発・導入継続することで実現できる「生産性向上方法の再設計方法・再教育方法」と「その改善方法」をご紹介します。

――　今回の講演の聞きどころ・注目すべきポイントをお聞かせください。

営業部門の人材は、「業界製品の知識」や「提案力等の強化」に走りがちです。もちろん、これらも大切なことですが、「営業の設計＆基礎」があってこそ生きるスキルです。

「営業部門におけるスタンダード」を設計して、「世代・経験・性別」に関わらず取り組むことのできる「営業の基礎筋力」を訓練するのが、当社の「TQSM(R)トレーニング」。すでに導入しているクライアント企業は、「自動車メーカー・大手ハウスメーカー・金融機関・大手損害保険会社・大手生命保険会社・機械装置メーカー」など、BtoBやBtoCを問わず市場に対して高い付加価値を提供している企業ばかりです。

本トレーニングでは、「1年間」に渡って「設計～導入～実践～定着～引継」までを完全サポートし、「営業部門における生産性向上」を実現します。特別なことや新しいことに取り組むのではなく、「営業部門の現場カイゼン」のため、経験や知識の有無、性別や年齢の条件にとらわれずにどなたでも実践でき、「ムラのない生産性向上」が可能です。

「トレーニングのメニュー＆プログラム」は、各クライアント企業の現場での改善活動と、トヨタ生産方式の専門家による技術支援を受けて、世界最先端のプログラムへと常に進化し続けており、多くの引き合いを頂戴しています。海外展開までも視野に入れて「日本の営業生産性」を変える当社と、各企業の取り組み事例をぜひお聞きください。

――　講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。

「営業部門のムラ」は、「個性・多様性」などと勘違いされることが多いですが、「ムラ」が発生するとどこかで「ムリ」をさせ、そのへこみを埋める必要があり、これが最終的に「ムダ（離職など）」につながります。

つまり、「ムラ」は、「生産性向上の最大の敵」である「ムダの発生源」です。「個人のムラ＆時期のムラ」を生じさせないよう、「スタンダード」に基づいて「営業の基礎筋力」を鍛えること。これが「営業部門の生産性向上」の第一歩です。「日本の営業生産性」を革新すべく第一歩を踏み出しませんか。「トヨタ生産方式」が「製造部門の世界標準」となったように、日本が「営業部門の世界標準」を創る気概で専門的ノウハウとメッセージをお届けします。

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