株式会社グーデックス 代表取締役/組織変革プロセス ファシリテーター
堀内 賢治氏
組織改革のためにさまざまな施策を実行する企業が増えていますが、組織は自律的変化でしか変わりません。
本当の意味で俊敏に環境変化に適応できる自律的組織を創るためには、単発・単体の人事施策や、従来型の統制マネジメントでは困難です。そこで、
組織の内から変わる力を高め、自律的変化を起こすための従来型マネジメントの手放し方と、持続的に変革し続けるための要諦について事例を交えてお話しします。
―― 今回の貴社講演はどのような課題をお持ちの方向けの内容でしょうか?
現代は変化のスピードが速く、先が読めない時代です。
もはや既存事業の延長線上で未来も安泰といった企業はなく、チャレンジし続け、また次なる成功に向けて繰り返し方向転換する必要があります。
「じゃあ、どう変わればよいのか?」「トップダウンで変えるのか?」「外から変えるのか?」「内から変わるのか?」
こんな難題に日々向き合っている方へ、本講演では課題解決のヒントや最新事例をお届けします。
弊社は多種多様なクライアントと中長期間にわたり、既存事業の戦略実行とイノベーションの創出を行う「実践&成果創出型のプロジェクトラーニング」(PBL)を通じ、伴走型で支援をしています。
その中で、「企業の成長」と「社会的課題の解決」の両立を目指した、持続的な成長の原動力となる「エコシステム(好循環)」をクライアント様と伴走し、作り上げてきました。その豊富な実績から現場感のあるお話をいたします。
―― 今回の講演の聞きどころ・注目すべきポイントをお聞かせください。
弊社クライアントである情報通信大手の著名な人事役員の方は、こらからの人事のあり方を「総合格闘技」と表現されています。組織を良くしようとするときに、単発・単体施策ではやらない。まさしく総合格闘技にように、やれる手は全部使う、ありとあらゆることをやる、でなければ組織風土は変わらない。また、行動が変わるということは、集合的な学習がどう起こせるか?集団と個人の経験学習が重要……などとお聴きして、私はかなり共感し、弊社のこれまでの取組みに自信を持ち、方法論としての確信を持ちました。(同社幹部向けのアウトドア&ダイアログ&問題発見・価値創造WSは当日ご紹介します)
弊社がお客様に伴走し続け、たくさんの失敗を通じて、お客様と共に学び創りあげた「実践&成果創出型のプロジェクトラーニング」(PBL)のような経験学習は「総合格闘技」そのものであり、プロジェクトメンバーにひたすら伴走し続けて成果創出をねらいます。
メンバーの意志で立ち上げる実践テーマは、「●●周年、◎◎業務革新PJ」「幹部による人事制度づくりPJ」「省人化△△導入PJ(デジタル革命)」「CRM・インサイドセールスチーム立ち上げPJ」「***社とAI協働PJ」などさまざまであり、これらプロジェクトの実践&成果創出プロセスそのものが集合的な学習となり、組織変革のプロセスがさらに持続的な成長の原動力となるエコシステムとなる原理原則をつかんでいただきます。
―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。
「働くことは、もはや雇われることでない」「会社が社員を雇うのではなく、人々が会社を雇う」というパラダイムシフトが起こると考えられます。人事戦略も「会社(管理)中心」から「人中心」の構造へシフトします。そうすると、組織で使われる言葉も変わるでしょう。これまでの「採る・育てる・つなぎとめる・組織として人を動かす」から、「人が集まる、人が育つ、人がつながる、主体的にチームが連鎖する」へ、組織で使われる言葉が変わり、アクションも変わります。皆さんの組織は「会社中心」ですか?「人中心」ですか?組織を内なる力で変えたい!何をしても組織が変えられない!と日々この難題に向き合っている方はぜひご参加ください。
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