株式会社アックスコンサルティング 取締役 営業本部長
五十里 学氏
転職市場の活況、新卒採用の自由化など、日本の労働環境は変革期にきています。日本の10年先を行くと言われるアメリカでは、企業の人的資源を活かすために「オンボーディング」に取り組んでいます。本講演では、「オンボーディング」を活用した新入社員の戦力化・離職防止の具体的な対策手法について解説いたします。
―― 今回の貴社講演はどのような課題をお持ちの方向けの内容でしょうか?
本講演では「離職」という、複合的な原因からなる課題についてお話しします。
離職率の高さに悩まれている方はもちろん、離職の背景にある雇用のミスマッチや上司・部下の関係性悪化、社員のパフォーマンス、エンゲージメントの低下など、さまざまな課題をお持ちの方にお役立ていただけると思います。特に、3年以内の離職率が改善しない企業、または社員数が増えているのに、業績が比例しない企業の人事担当者や経営者におすすめです。近年の就業者の傾向と、すぐに取り入れられる対応策・解決策を見つけていただけるでしょう。
―― 今回の講演の聞きどころ・注目すべきポイントをお聞かせください。
近年、雇用のミスマッチや転職市場の活況を背景に、就職した社員が数年で退職する「早期離職」が問題視されています。なかでも若年層の早期離職者が多く、近年の新卒社員の離職率を見ると、1年以内は10%以上、3年以内だと30%以上にのぼります。
組織の離職率を下げ、社員が継続的にパフォーマンスを上げ続けるだけで、事業の成長率は飛躍的に向上するのではないでしょうか?
そこで本講演では、離職を防ぎ、社員のパフォーマンスを向上させるための「オンボーディング」についてご紹介。実例をもとに導入ポイントを解説いたします。
入社日のコミュニケーションのとり方、目標管理、1on1ミーティング、モチベーションの把握など、多種多様な手法をお伝えします。
―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。
今回は、当社が人事担当者や経営者からよく聞く失敗事例や問題点をもとに、人材を定着させるポイントとパフォーマンス向上をサポートするポイントをお伝えします。
社員の離職率やパフォーマンスの発揮状況など、自社の現状を振り返り、課題や対応状況を照らし合わせて受講されることによって、本公演を通じて、より社員との関係性を強化できる人事戦略が見いだせるでしょう。
ぜひ、組織の成長させるための人事戦略について一緒に考えていきましょう。
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