株式会社レイヤーズ・コンサルティング ディレクター
小川 嘉一氏
財務・人事を中心に業務効率化やコスト低減を目的にグループ内シェアード組織の設立・活用が始まり長い月日が経過しました。当初の目的である効率化・コスト低減はほぼ達成され、シェアード機能及びそれを担う組織の役割を再考するタイミングに来ています。シェアード組織に蓄積された各種ナレッジを活用し、グループ経営に資する機能・機関となるためのポイントについてお話しいたします。
―― 今回の講演のポイントについて、お聞かせください。
本講演は、グループ内にてシェアードサービスを担う会社をお持ちの企業をメインとした内容となっております。
財務・人事を中心に業務効率化やコスト低減を目的にグループ内シェアード組織の設立・活用が始まり長い月日が経過しました。
当初の目的である効率化・コスト低減はほぼ達成され、シェアード機能及びそれを担う組織の役割を再考するタイミングに来ています。
シェアード組織に蓄積された各種ナレッジを活用し、グループ経営に資する機能・機関となるべくポイントについて講演いたします。
―― 貴社の強みや特徴について、お聞かせください。
まずは、テクノロジーの活用や、組織再編等、業務に依存することなくシェアードサービス機能(会社)における今以上の効率化・コスト低減化について触れます。
もう一点、シェアードサービス機能(会社)が保持しているナレッジのグループ全体における有益性について言及いたします。これからのシェアードサービス機能を検討する上で重要となるポイント及びグループ経営に貢献すべきシェアードサービス機能(組織)が展開すべきソリューションについてご紹介します。
―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。
当初目的を達成した状況で、グループ内シェアードサービス機能(会社)の将来を考えられている企業も多いと考えます。今以上の効果(効率化やコスト低減)が想定できないために元の会社へ業務を戻し、機能自体をあきらめる会社もあります。
今一度、シェアードサービス機能(会社)を導入した“本来”の目的について考えるべきです。シェアード機能による効率化・コスト低減は、本来目指すべきゴールに向けた途中過程です。それを踏まえつつ、シェアードサービス機能(会社)の将来について再検討が必要です。
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