株式会社パーソル総合研究所 執行役員 ラーニング事業本部 本部長
髙橋 豊氏
研修を開催しても受講者の行動変容にばらつきがあったり、ビジネスの成果に繋がっていない研修があったりと、人事担当者の皆様のお悩みは様々です。本講演では、当社の人材開発や組織開発に関する豊富な知見と、ブレンディッド・ラーニングの手法を用いて、研修に参加する方々が本気で行動変容を起こすために必要なポイントについてご紹介します。
―― 今回の講演のポイントについて、お聞かせください。
企業内で研修を行う場合、経営層から具体的な成果を求められ、事前にKPIを設定することは当たりまえのことになりつつあります。しかし、実際にはやりっぱなしになってしまったり、期待していた行動の変化に繋がらないということは、日本全国で今も起きていることです。そうした状況の中では、人事部の研修担当者の方には、より高いレベルで自社の人材育成体系を構築することが求められていると言えます。本講演では、研修を経て社員の意識・行動を本当に変えるために必要な要素・プロセスは何かということについて、お話をしていきます。
―― 貴社の強みや特徴について、お聞かせください。
パーソル総合研究所は、これまで大手企業を中心に数千社に対して研修をご提供してきました。お客さまからいただく多くのご要望のなかでも、従来の集合研修に加えて、e-ラーニングに関するものが非常に増えており、当社がご提供する研修管理システム「HITO-Learning」もご好評をいただいています。本講演では、e-ラーニングと集合研修の良いところを掛け合わせ、「研修効果」=「受講者の行動変容」を最大化するブレンディッド・ラーニングという概念・手法について、当社が力を入れる管理職層の育成を事例に挙げながら、その取り入れ方や効果についてもお話しします。
―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。
研修を開催しても受講者によってその後の変化にばらつきがあったり、ビジネスの成果に結び付けづらい研修があったりと、人事担当者の皆さまのお悩みもさまざまだと思います。私たちは、当社が持つ人材開発や組織開発の豊富な知見と、ブレンディッド・ラーニングの手法を用いて、研修に参加する方々が本気で行動変容を起こすことを目指しています。「何のために研修を行うのか」「人と組織の成長に繋がる人材育成とは何か」について考えていただく機会にできればと思いますので、ぜひご参加ください。
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