株式会社トライアンフ アセスメントソリューション本部 マネージャ/DiSC認定講師
川上 大輔氏
インターンシップ参加の恒常化、選考企業の厳選傾向、自己分析の軽視、そして、通年採用解禁を見越した企業の動き……。例年以上に変化が大きかった2020新卒採用について、コンサルタントである一方、採用の現場を知るアウトソーサーでもある私たちトライアンフが、速報として情報を取りまとめて振り返る講演です。次年度の新卒採用戦略のご検討に、是非お役立てください。
―― 今回の講演のポイントについて、お聞かせください。
5月、2020入社者の新卒採用真っ只中の講演ですので、「自社以外の状況や今年の傾向を知りたい」方や、夏にはスタートする2021年向けインターンシップ含め「次年度の新卒採用における押さえどころを知りたい」方、「新卒採用施策のパフォーマンスが低下しているものの、何から変えるべきか迷っている」方に向けてお話しします。
特に、2020年新卒採用において、エントリー数や歩留まり等の実態が計画と大きく乖離(かいり)した企業には有意義なお話しができると自負しております。
売り手市場化や、学生側の変化が激しく、採用・選考を見通すことそのものが非常に難しくなっているのですが、いま新卒採用で成功している企業は変化を理解し、ポイントを抑え、競合を意識した施策を講じています。その考え方について、短い時間ではありますが、具体的にお話しする予定です。
―― 貴社の強みや特徴について、お聞かせください。
第一に、2020新卒採用につき、講演時点の最新情報をお伝えしようと思っています。2019新卒採用は選考辞退・内定辞退が続出し、今年度の採用で対策を講じられた企業も多いかと思います。具体的にはメンターやリクルーターの強化、採用説明会での伝え方の改善、HP・動画・SNSといったツールの導入などがあげられますが、これらの施策が結果として効果的だったのか否か、その時点での私の考えをお伝えできればと思います。
第二に、具体的な事例をご紹介しようと思っています。成功あるいは失敗した企業の事例につき、有効だった施策をご紹介するだけでなく、背景事情、実現しようとしていた状態、複数の選択肢から当該施策を選択した理由、効果を最大化させるために意識したこと、進捗においてウォッチしていたことを含め、講演に参加される皆さまに持って帰っていただけるよう意識してお話しできればと思います。
昨年経団連より新卒採用の通年化に関する言及がありました。2019年2月時点では次年度の方針は明確になっておりませんが、一つ言える事は、大きな転換期の中で、自社にとってあるべき新卒採用とはなにかを考え抜くことだと思っています。その参考にしていただけるような情報をお届けできるようお話しいたします。
―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。
企業によって差はあれど、新卒採用真っ只中で非常にお忙しい中ではないかと思いますが、翌日からの2020新卒採用に活かしていけるようお話ししますので、当日は何卒よろしくお願いいたします。
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