Fringe81株式会社 代表取締役CEO/Uniposエヴァンジェリスト
田中 弦氏
人事や経営企画が、役員から現場まで全社を巻き込み、働きがいを持てる組織をつくるにはどうすれば良いのか。本講演では“自社の社内制度”を200社以上に広めたFringe81株式会社の代表の田中が、戦略的人材マネジメント研究所 所長 楠田祐氏と、株式会社メルカリ 組織・人材開発マネージャー 石黒卓弥氏と共に「働きがいのある組織」の作り方と実行の方法・浸透のポイントについて徹底解説します。(協賛/Unipos株式会社)
―― 今回の講演のポイントについて、お聞かせください。
人事や経営企画の皆さん。
皆さんは、会社のことやそこで働く人のことを思って、色々な施策を考えていらっしゃると思います。叶うことなら、会社の競争力を上げるような新しい取り組みに、どんどん挑戦していきたいですよね。
しかし皆さんがどれだけその必要性を訴えても、社内に反対勢力が現れたり役員に反対されたりして、思うように実行まで漕ぎ着けないでいらっしゃるのではないでしょうか。実行できたとしても、社内で影響力を持った事業部からネガティブな反応が返ってきて、取り組みを浸透させることができずにいませんか。本講演は、そんなもどかしい思いをされている方へ向けたものです。
―― 貴社の強みや特徴について、お聞かせください。
私は6年前、営業に比べて目立たないエンジニアのモチベーションが下がっているのを見て、「このままじゃいけない」と立ち上がりました。従業員に、身近な仲間の貢献を付箋に書いて提出してもらったのです。投函用の箱は段ボール箱を切って作りました。
それらの内容を集計し、投票を最も多く集めた社員を、全社会議で表彰しました。そして、その社員の貢献を発見したメンバーに、改めて感謝の気持ちを伝えてもらいました。すると、感謝された社員は少し涙ぐみながらうれしそうに笑い、そのやり取りを見た他の社員たちもジーンと感動しながら、温かな称賛の拍手を送ったのです。
この制度は「発見大賞」と名付けられ、瞬く間に社内の人気コンテンツになりました。今に至るまで6年間続いています。
さらに「発見大賞」は、2年前に事業になりました。ピアボーナス「Unipos(ユニポス)」という名で、メルカリ社やLION社をはじめ200社以上に導入いただいています。
社内にすら浸透させることが難しかった全く新しい社内制度 を、私は社外にまで浸透させてしまいました。
どうしてこのようなことができたのか。その秘訣を講演ではお話しします。
―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。
本講演では、戦略的人材マネジメント研究所 所長 楠田祐氏と、株式会社メルカリ 組織・人材開発マネージャー 石黒卓弥氏をお招きして、いかにして「働きがいのある組織」をつくるのか、実行・浸透のポイントを全てお伝えします。ぜひ組織変革プロジェクトの方などをお誘い合わせの上、お越しください。
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