EDGE株式会社 代表取締役社長 チーフエヴァンジェリスト
佐原 資寛氏
複数の育休者から同じ質問をされ、その度に業務が止まる。海外赴任者の不安を取り除き、管理を効率化したい。テクノロジーは、遠隔地にいる従業員の情報格差を無くす可能性を秘めていますが、全てはその運用次第です。
本講演では、個別対応の時間削減や、社内事例の共有方法にはじまり、キャリア支援にも活用を広げた企業実例から、人事部門がテクノロジーを活かす運用フローのポイントを伝えます。
―― 今回の講演のポイントについて、お聞かせください。
本講演では、増え続ける育児休業者(育休者)とのやり取りを効率化し、復職後の就業継続、前向きなキャリアの実現、職場や上司との円滑なコミュニケーションを実現するためのHRテクノロジー活用事例についてお話いたします。
以下のような課題をお持ちの人事ご担当者様、責任者様に最適です。
・複数の育休者から同じような質問をされ、その度に業務が止まってしまう
・産休・育休者ごとに出産日や復職予定日が異なるため、スケジュール管理が煩雑
・ロールモデルを提示しても、「私には無理」と反発される
・育休者の不安を解消し、スムーズな復職・復職後の定着につなげたい
・育休者の復職支援に成功している企業の事例を知りたい
・導入している育休者向けeラーニングの利用率が芳しくない
・復職に際して上司とのコミュニケーションが円滑にいっていない
・出向中、海外赴任者の不安を取り除き、管理を効率化したい
・休業者への情報伝達作業を効率化したい
―― 貴社の強みや特徴について、お聞かせください。
増加する育休者をはじめ、介護休職、傷病による休職、出向、海外赴任など、同じ企業に所属していながら、イントラネットにアクセスできず情報格差が発生しています。情報格差は企業へのロイヤリティ低下につながるだけでなく、人事部への電話やメールでの個別問い合わせを誘発し、その対応にかかる時間も増えがちです。このため、人事部門が新しい施策を実施するためのマンパワーが恒常的に足りない状態になっているのではないでしょうか。
本講演では、育休をはじめとする休業者、出向や海外赴任者向けに情報を簡単に提供できるHRテクノロジーを活用し、個別の問い合わせや管理業務にかかる工数を大幅に削減。さらに生み出した時間でキャリア支援や社内事例の展開、能動的にロールモデルを探せる仕組み作りをしている企業の事例にフォーカスします。
600社以上の人事課題をHRテクノロジーの導入とその運用で解決してきたEDGEの持つ事例を余すことなくご紹介いたします。
―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。
昨今のHRテクノロジーブームの中で、ツールだけを提供するベンダーも増えています。しかしながら、ツールを入れただけでは課題を解決できません。導入後の使い方や運用負荷を軽減させ、長期に渡り成果を出す仕組みづくりが肝心です。
今回の講演では、テクノロジーを使った課題解決の事例とそれをどう実現したのかというプロセスを中心にお話いたします。
皆さんがお持ちになっている「HRテクノロジー」のイメージをまずは脇において、フラットに聞いていただければ幸いです。
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