日本の人事部「HRカンファレンス2015-秋-」 人の採用・育成・マネジメントに携わる皆さまが集う、日本最大のHRイベント

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2015年11月17日(火)・18日(水)・19日(木)開催 会場 大手町サンケイプラザ 後援 厚生労働省
日本の人事部「HRカンファレンス2015-秋-」トップ講演者インタビュー> 古川 武士氏(習慣化コンサルティング株式会社 代表取締役)インタビュー

講演者インタビュー

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習慣化のプロが教える残業削減の継続的な仕組み作り
「仕事の高密度化習慣プログラム」

古川 武士氏 photo

習慣化コンサルティング株式会社 代表取締役

古川 武士氏

残業削減が急務の課題の担当者向け体験型ワークショップです。社員に退社時間だけを強制しても不満が続出。「人事は分かっていない」と受身の社員が増える一方です。仮に強制力で一時的に削減できても、受身の姿勢からは継続的な改善は見込めません。仕事の高密度化習慣プログラムでは、強制力ではなく、社員が自律的に単位時間あたりの生産性を高め続けたくなる習慣化メソッドをご紹介します。

―― 今回の講演のポイントについて、お聞かせください。

長時間労働を放置しておくとブラック企業と言われる時代です。「時短」という言葉が一般的に語られますが、私は「高密度」と提唱しています。仕事の高密度化とは「単位時間あたりの仕事の生産性を極限まで高める」ための体系的な技法です。多くの企業では、退社時間を社員に守らせる方法に始終しがちです。しかし、社員は「仕事の量が減らないとどうしようもない」と受身的になりがち。そこで人事としては、仕事の生産性を高める体系的な手法を教え、それを習慣にすることを促すことが重要です。

弊社の「仕事の高密度化習慣プログラム」は、個々の社員が自ら仕事の生産性を高める診断をし、改善ポイントを明確にし習慣的に取り組める体系的な内容です。これにより、いわば個人の「トヨタ式カイゼン」が継続することになります。多くの方が残業時間を50%削減できたという目覚ましい効果も出ています。今回は高密度化に必要な診断・原則・習慣・ツールを体験型ワークショップとして実感していただけるように進行します。

★今回お話する内容
・残業時間を主体的に減らす習慣と仕組み?
・時短と高密度の違いと追求すべき本質
・仕事が非効率に陥る五つの原因
・仕事の低密度化に陥る問題を診断する
・「時間簿」が劇的な効果をもたらす
・高密度化への土台となる3原則
・仕事の生産性を改善する本質的な五つの習慣
・高密度化への全社的な制度と仕組みづくり  etc

―― 貴社の強みや特徴について、お聞かせください。

弊社は、日本で唯一の「習慣化」に特化したコンサルティング会社です。多くの企業研修やコンサルティングの場面で痛感したことは、何をするかより、「習慣化できないこと」が本質的な問題だと痛感し、オリジナルの習慣化メソッドを開発。それを元に企業へのコンサルティング・講演・研修を行なっています。一時的な成果ではなく、継続的な成果を上げることに注力しています。

今回のテーマは、仕事の高密度化の習慣化です。私は1000人以上のビジネスパーソンの時間の習慣化について指導してきました。その中で良く分かったのは、個々の時間の使い方はブラックボックスで改善が全くされていないということ。結果、自己流で改善が全く進まず、低密度のままで数十年仕事をしてきている人が多いのが実情です。時間の使い方は習慣です。今の習慣を変えるためには、体系的で納得感のあるシンプルなメソッドと実践が重要です。そのための方法をご紹介します。

―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。

ギリシャの哲学者 アリストテレスは、「人は習慣によってつくられる。優れた結果は、一時的な行動ではなく習慣からうまれる」と言っています。まさに、時間の使い方は習慣です。多くの社員は、客観的な診断や改善は施されず、低密度の時間の使い方、仕事の進め方が習慣になっているケースがほとんどです。一時的な残業削減だけではなく、継続的に残業を削減し続けるための本質的な解決策は、社員の時間の習慣を変えること。私は結果を最も重視し、習慣行動が変わるまで徹底的に付き合う姿勢でサービス提供をしています。実践と結果に心を注ぐ! そんなご担当者の方には、弊社の取り組みやサービスに共感していただけると思います。

講演者プロフィール
古川 武士氏(ふるかわ たけし)
習慣化コンサルティング株式会社 代表取締役
日立製作所などを経て独立。本質的な成果を出すには「継続しないこと」が最も大きな課題と痛感し、日本で唯一の「習慣化」をテーマにしたコンサルティング会社を設立。オリジナルの習慣化理論・技術を開発した。研修・コンサルティングは、120社、2万人に提供している。著書計30万部、海外3ヵ国で翻訳されている。

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