日本の人事部「HRカンファレンス2015-秋-」 人の採用・育成・マネジメントに携わる皆さまが集う、日本最大のHRイベント

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2015年11月17日(火)・18日(水)・19日(木)開催 会場 大手町サンケイプラザ 後援 厚生労働省
日本の人事部「HRカンファレンス2015-秋-」トップ講演者インタビュー> 的場 正晃氏(株式会社PHP研究所 研修事業部 部長)インタビュー

講演者インタビュー

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松下幸之助に学ぶ、『人間力』あふれるリーダーシップ

的場 正晃氏 photo

株式会社PHP研究所 研修事業部 部長

的場 正晃氏

経営の神様と呼ばれた松下幸之助。彼が成功できた秘訣は、「あの人のためなら」と思ってくれるサポーターが多数存在していたことに尽きます。人を惹きつけ動かす力の源である『人間力』を高めるにはどうすればいいのか? 本講演では、第一部で、松下幸之助の映像を紹介しながら人間力の構成要素を解説し、第二部で人間力あふれるリーダーを育成する研修プログラムのエッセンスを体験いただきます。

―― 今回の講演のポイントについて、お聞かせください。

最近、人間力という言葉がしきりに使われるようになりました。人によって、その定義はバラバラですが、私どもPHPでは、人や組織を自律的に動かす力と位置づけています。強制力でもって動かすのではなく、勝手に人と組織が動いてくれる、そんな状態を生み出す力というイメージです。そういう力をもったリーダーは人をやる気にさせ、組織を強くすることができます。またこういう力をもった人材が現場にいれば、お客さまの心をしっかりつかみ、ファン化することも可能になるでしょう。

松下幸之助は、成功する人材の条件について聞かれた時、「運のいい人」と答え、さらには運のいい人になるためには、「徳を積むこと」だと答えました。要するに、日々の仕事を通じてご縁のできた人たちのお役に立とうと意識して実践することが、その人の運を良くし、成功の確率が高まるという発想なのです。今の日本企業には、こういう発想で仕事ができる人材を育てることがたいへん重要であると感じています。

今回の講演では、人間力とは何かを考えていただいた上で、これからの企業が力をいれるべき「人間教育」の方向性を具体的にご紹介いたします。

―― 貴社の強みや特徴について、お聞かせください。

弊社は、創設者・松下幸之助の哲学を整理・解釈・体系化したPHP理念をベースに「出版」「研究」「普及啓発」活動を展開してきました。普及啓発活動の一環である、企業向け教育研修事業については、1977年の事業立ち上げ以来、Being(ものの見方・考え方、生き方、働き方)に焦点を当てた、実践的な「人間教育」プログラムを開発し提供してきました。
人間力を備えた人材の輩出が叫ばれている今こそ、長年の実績と豊富なプログラムをもつ私たちの活動がお役にたてるものと存じます。

―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。

今回の講演では、人間力を育む教育、すなわち人間教育について企業での実践方法を考えてみたいと思います。ただし、人間教育といっても、難しく堅苦しいものではありません。「凡事徹底」という言葉の通り、当たり前のことをいかに習慣化させるかが成功のカギを握ります。今回は研修プログラムの一部を体験していただきますので、日常業務をこなしながら日々人間力を高めていくための自分なりの凡事徹底のテーマを見つける機会にしてください。

講演者プロフィール
的場 正晃氏(まとば まさあき)
株式会社PHP研究所 研修事業部 部長
PHP総合研究所に入社後、一貫してPHPゼミナールの普及および研修プログラムの開発に取り組む。神戸大学大学院経営学研究科博士課程前期課程にてミッション経営の研究を行ない、MBA取得。経済産業大臣認定・中小企業診断士。現在、PHP研究所 研修事業部 部長。

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