講演者インタビュー
学生の内定承諾を後押し!大手企業の事例から紐解く採用広報戦略
株式会社揚羽 代表取締役社長
湊 剛宏氏
学生の売り手市場化が進む中、散見された内定辞退。17採用では内定者フォローの強化を検討する企業が増えています。揚羽は1000社を超える採用ツール制作実績から(Webサイト・パンフレット・映像など)、早期段階からの広報戦略こそが強い志望度醸成・内定辞退防止に効果があると確信しています。講演では大手・準大手企業の事例を軸に、学生を内定承諾へ導く広報戦略をご紹介します。
―― 今回の講演のポイントについて、お聞かせください。
本講演では、「売り手市場の中で企業がいかに採用活動を成功させるか」をテーマに、当社の顧客事例をご紹介します。「採用ツールを作ったけれど、メッセージが学生に正しく理解されているのかわからない」「採用競合も同じ強みをアピールしていて、差別化できていない」といったことはないでしょうか? 結果、大手の選考前に内定者フォローに追われてしまったという声を、16年卒採用ではよく耳にしました。
企業の魅力の打ち出し方は、求める人物像や企業の業界内の立ち位置によって異なります。さらに人事戦略上の課題解決につなげるためには、コンセプト設計・コンテンツ企画・クリエイティブ手法の全てに綿密なロジックが必要です。内定承諾につながる志望動機の醸成は、そうした魅力の訴求を説明会前後から効果的に行えるかどうかにあると思います。
当社は1,000社を超える採用ツールの制作実績から、企業の差別化のノウハウを蓄積してきました。「BtoB企業で学生間の知名度が低い」「他業界を志望するような、今までとは毛色の違う学生がほしい」「業界では中堅どころだが最大手に良い学生を取られてしまう」など、企業ごとに採用課題は十人十色。テンプレート通りのツール制作では解決できません。
学生の間に大手志向が広がる昨今の採用市場で、ターゲット学生の志望度をいかに高められるか。新卒採用を成功させるツール制作のポイントを、実際の事例を用いてご紹介します。
―― 貴社の強みや特徴について、お聞かせください。
当社は2001年の設立から15年で約1,000社を超える企業の採用ツールを制作してきました。日本経済新聞社が発表している就職希望ランキング2015年版では、文系上位75社中31社、理系上位50社中21社の制作実績を持ち、高いクオリティーを評価されています。
そのクオリティーとは、単純にデザインが優れているというだけではなく、企業の課題とターゲットの分析を踏まえたツールの企画段階にあると考えています。よく企画が途中でぶれてしまい、目指していたはずのものにならなかった、という悩みを聞きます。当社では企画から制作まで一貫して行えるという制作会社ならではの強みを活かし、その問題を解決しています。
また、映像・WEBサイト・パンフレットを総合的に制作できるという強みを生かし、複数のツールを組み合わせた複合的な提案も可能です。本講演では幅広いツールの例もご紹介します。
―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。
新卒採用は、企業の経営戦略に関わる重要なミッションです。そこに携わる我々も強い責任感を持って、お客さまと向き合いたいと考えています。
最終的なゴールは「いいツールを作ること」ではなく、「新卒採用の成功」。そのために、「伝えたいことが伝わる」にはどうすればいいのかを、とことん考え抜いて制作した事例をご紹介します。
講演の最後には質疑応答の時間も設けますので、皆さまには自社の課題と照らし合わせながらご覧いただけると幸いです。皆さまのご参加をお待ちしております。
- 湊 剛宏氏(みなと たかひろ)
- 株式会社揚羽 代表取締役社長
- 東京都出身。早稲田大学卒。1992年株式会社リクルート入社。1999~2001年テレビ制作会社にてディレクター、プロデューサーを経験。2001年株式会社揚羽を設立。
「日本の人事部」「HRカンファレンス」「HRアワード」は、すべて株式会社アイ・キューの登録商標です。
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