講演者インタビュー
ゲームを採り入れた、 全部門で使える、博報堂の超・実践型マーケティング研修とは?
株式会社博報堂コンサルティング 執行役員
楠本 和矢氏
今やマーケティング思考、戦略的思考は全部門に必要です。しかし研修を受講しても実践できていないケースがほとんどです。そこで理論やフレームを知るためではなく、ゲームを通じて何度も繰り返し体験することで、考え方や視点を学ぶ実践型研修を開発し、ご提供しています(受講満足度98%)。今回はマーケティング・戦略思考の実践力強化方法と、ファシリテーション、財務についてもご紹介します。
―― 今回の講演のポイントについて、お聞かせください。
「多くの企業の現場を知っている博報堂コンサルティングは、人材育成研修をどのように捉えているか?」 今回の講演は、このことを具体的なアプローチと共に知る機会であるとご理解ください。
我々は多くの企業と一緒に仕事をしてきましたが、多くの組織で、一人ひとりの「戦略的思考力」やマーケティング的に考える力が不足しているとよく伺いました。そのような課題に対応すべく、従前のようなコンサルという形態によるご支援だけではない、企業の組織力を底上げするための人材育成研修に本格的に着手しました。マーケティングをテーマとした研修は世の中に多くありますが、それらの多くは、基本的な用語やフレームワークを知る研修です。しかし、「戦略的に考える力」は、フレームワークを「知っている」だけでは実践できません。
我々は、現場で使える「リアリティー」を追求することをポリシーとしています。そのため、知識伝達を中心とした教科書的な内容ではなく、現場でどのようなトレードオフがあるのか、どんな悩ましい意思決定があるのか、というエッセンスをビジネスゲームという形にまとめました。ゲームを通じて、何度も思考・意思決定のトレーニングを行います。
講演では、「戦略的思考力」の鍛練を目的とした「マーケティングjam」研修についてご紹介しながら、同様のコンセプトのもと開発・展開している、ファシリテーション、財務などのプログラムもご紹介します。
―― 貴社の強みや特徴について、お聞かせください。
マーケティングコンサルティング業界においてトップクラスのポジションを確立してきた、博報堂コンサルティングであるからこそ、現場で培った「生」のノウハウをお伝えできると考えています。
実際、今回皆さまにご紹介する研修プログラムは既に多くの企業が実施していますが、受講満足度が現在までの累計で98%を超える結果が出ていることから、皆さまに受け入れられるものであると確信しています。
理論だけを教科書的に教えることではなく、現場で自分たちがどのように考え、意思決定しているのか? また、どのように行動しているのか? それらを体系的に整理し、研修を通じて気付き、腹落ちしていただけるように設計しています。このように、「リアリティーを追求」していることが、受講者満足度の高さにつながっていると自負しています。
―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。
研修は実施しているものの、いろいろな悩みを抱えていらっしゃると、多くのご担当者の方々から伺います。特に、「プログラムがマンネリ化し、全体的な受講満足度が低減傾向にある」「単なる知識伝達型の座学研修にとどまらない、実践型・体験型の研修を探している」「フィットしそうな、マーケティングをテーマとした研修が見つからない」などの声をよくお聞きします。
少しでも人材育成研修のパフォーマンスを上げたい、クオリティを高めたいとお考えの方、また今までとは違ったアプローチの人材育成を模索している方に、ぜひ、「粘り気のある学び」が特徴の博報堂コンサルティングの研修を知っていただきたいと思います。皆さまのご参加をお待ちしております。
- 楠本 和矢氏(くすもと かずや)
- 株式会社博報堂コンサルティング 執行役員
- 神戸大学経営学部卒。丸紅株式会社、外資系ブランドコンサルティング会社を経て現職。多岐にわたるコンサルティングプロジェクトを統括役として担当。現在は執行役員として、博報堂グループを横断した新規事業開発や外部企業とのアライアンス業務に携わる。現在は青山学院大学 専門職大学院 非常勤講師も兼任。
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